2009-08-07

命について考えよう  NO 2499


 8月は我が国にとって忘れられない時期、昭和20年、広島、長崎という悲惨な問題に続いて終戦という出来事があったから。広島の資料館や鹿児島県の知覧で学んだことは忘れられず、戦争という行動に走る人間の愚かさに怒りを覚える。

 朝からテレビで広島の中継映像を見ながら手を合わせたが、誰が決めたか知らないが、外での一分間の黙祷は長過ぎる。高齢者だったらフラフラしてしまい、中には倒れる人も
出るからだ。

  全国の司会者さん、一分間の黙祷を一度ご自身で体験されるべき、それはブライダル披露宴の新郎新婦入場時の拍手と同じでシラケル環境があるから。因みに私 が指導したブライダル司会者全員が新郎新婦の入場時に拍手をしない。ではどうするかについては過去ログにあるのでお調べを。

 さて、日付が変ってから真向かいの銭湯へ。入浴前にヤクルトを1本、入浴後に森永マミーを1本飲んだが、嗜好品に変化が生じたようで、いつもの「しろくま君」を数本持ち帰ってきた。

 銭湯の入浴には体力を要する。滑って倒れないように気を付けなければならず、足の筋肉が張ってくるが、温めの湯に入ると何とも心地良く、最近の幸せタイムとなっている。

 着替えていると女将さんからテレビのニュースの話題が。女優の「大原麗子」のご逝去だったが、難病を背負っておられたようでお気の毒、私と同じ年齢だったので特にそんな思いを抱いた。

 ニュースが伝えた範囲内しか知らないが、誰にも看取られずに亡くなられたことが悲しくて寂しいではないか。自身が終焉を迎える際の情景を想像することも大切なこと。その時に誰が側に付き添っているかを考えたい。

 朝、喫茶店に行っていたら雨が降り出し、そこで止むまでスポーツ新聞を読んだが、一面に芸能人の失踪が採り上げられているのにびっくり。

夜、 伴っていると考えられていた子供が都内で保護されたと報じていたのでちょっと安堵したが、麻薬や覚醒剤に走る人間性は羞恥のレベル。中学生、高校生、大学 生などにも蔓延しつつある様相を見せているが、人生にあって悪友との「出会い」も避けられないこと。それを「出遭い」にしないようにするのが人としての基 本。法律を遵守出来ないタイプには甘さがあり、いつかつまらない事件や事故を起こして後悔するだろう。

 夜のニュース映像に見慣れた場所 が映っている。そこは大阪市立北斎場のすぐ近く。交通事故の現場で、起こした当事者の人物は37歳の大阪市会議員で飲酒運転。反省で済まない後悔のレベ ル。何でこんな低次元なことをやってしまうのだろうかと考えるのだが、どこかの自治体の職員が飲酒運転で懲戒解雇されたことで訴訟に発展し、「そこまで は」という判決を下した裁判官にもびっくりした。

 物損事故だったからなんて考えで済まされたら大変だ。たまたま人身事故でなかったことが幸運で考えるべき。飲酒で事故を起こせば逃げてしまうパーセンテージが高くなる。それらは随分と前から常識として認識されている。

 麻薬に走る人、そして飲酒運転をする人に共通するのは反社会的な一面があること。つまり、自分に甘い愚か者である。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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