かつて国会の場で「疑惑の総合商社」や「疑惑のデパート」というやりとりが行われたことがあるが、我が大阪府の太田房江知事にも次々に疑惑が浮上、何やら「疑惑の商店街」のオバサンみたいな状況になってきて情けない話。

　テレビのニュースで観た記者会見の最後に「いいでしょう！もう」と言った捨て台詞と表情にはただ唖然でびっくり。どうやら次回の選挙では間違いなく落選しそうであるし、いや、落選するべき人物だと確信した。

　知事や市長は、府民や市民が誇れる人物が理想。一国の主となる総理なら「国民が誇れる人物が」となるだろうが、今、民主党のゴタゴタ問題に暗躍していたというマスコミの闇将軍の存在が話題になり、「法治」国家が「報知」国家になりそうで憂国を感じる人達が多いだろう。

　新聞やテレビは国家を左右できるパワーがあるのは常識だが、考えてみれば株の取引にあって、日本経済新聞なんて、インサイダー的行動をやるならどんなことだって可能な存在とも言えるだろう。

　 最近、情けない話しが多過ぎる。接待されてびっくりするほどゴルフ場へ行っていた防衛省の次官だが、奥さんの方がスコアがよいというのも情けないし、相次 ぐ有名ブランドの食品偽装問題などは、その経営者自身が「何と情けないことを仕出かしてしまったか」と猛省と後悔をして欲しいものである。

　上司の命で偽装行為を強いられた現場の人達も辛いだろうが、「生活が懸かっているから」という理由で暗黙してきた事実を忘れてはならないだろう。

　 建設関係の手抜き工事や強度問題が続発している。そこに住む人達の命のことを考えれば無責任過ぎるし、自分の家族が住むと思えば絶対にやらない筈。こんな 最低の犯罪で裁判が行われ、そこに莫大な税金が使用されると考えると腹立たしい限り。「命」の軽視だけはしないで欲しいものだ。

　さて、今日は、あちこちからプレゼントが。関東の思い掛けない方からフルーツが届いたし、沖縄旅行に出掛けていた友人達から珍しい果物を貰ったが名称も食し方も分からず、明日にでも教えて貰おうと思っている。

　表玄関を開けて庭を通り、自転車を置いてある中の玄関前に大きな包み袋が置かれてある。それは、失礼だが何方が置いてくださったのか不明で、中に大きな玉ネギがいっぱい入っていた。

　近くの銭湯へ行かれる知人が我が家の前を何人も通られるが、その中でいつも何かをポストに入れてくださっている人もあり、相手さんが分からないというのは申し訳ないと共に御礼が言えないという失礼に至ってしまう。

　皆さんが「言わなくても私だって分かるだろう」なんて思っておられたら大変だ。段々と世間が狭くなってきてしまう。そんな体験から、私が届けてご不在の場合は、ちょっとメッセージを書き込んだものを添えてくるようにしている。