2009-01-02

痩身・喪心・葬心  NO 2337


 この「独り言」は私の「生きた」いや「生かされた」証しとして認めるもの。そこで昨号で書いた銭湯での体重測定を書いておこう。

  66.5キロで入浴し、スチームバスや柚子風呂に入って出てきたら66.1キロだった。約3年前となる春に入院した際には62キロ。58キロで退院した が、2008年にトトロ体型が目立ち、春には70キロをオーバーしたのだから大変、医師の勧めもあって減量に取り組んだわけだが、正月の間は「お餅」に影 響されることが避けられない。

 友人や知人が「田舎から送られてきた」と、お餅をいっぱい届けてくれた。また、お世話になっている蕎麦屋さんからも頂戴したし、果物もあちこちからプレゼントくださって恐縮。そのうえに御節料理、そして電子レンジに入り切れないような「にらみ鯛」までいただいた。

 そしてトトロにつながるプレゼントが青森から届いた大好物の水飴。そこでカロリーを計算しながらいただくと共に、出来るだけ歩くように務めている。

  2年ほど前だっただろうか、テレビのCMで毎日飛び込んできたのが「ビリーズ・ブートキャンプ」の運動体操だったが、住友生命が募集した創作「四字熟語」 の中に、それを文字って「軍事教練」ならぬ「軍似痩練」というのがあって思わず拍手。他にも落合監督がオレ流で日本シリーズを制覇したことに「画竜点睛」 ならぬ「我竜天制」にも感心し、原油高から物価が上昇したことを表現する「伝高石価(電光石火)」もあり、ユーモアと文才に長けた創作者の皆さんに敬意を 表する次第である。

 2007年度分の作品として紹介されていたのが次の三点で、6年ぶりの出生率上昇で「産声多数(賛成多数)」、宮崎 県知事の奔走で県の盛り上がりを表現した「東奔盛創(東奔西走)」、石川遼君の登場で明るくなったゴルフ界を「芝界遼好(視界良好)」なんてお見事ではな いか。 

 弊社では男女2人のコンビ司会がオリジナルになっているが、それからするとオヤジギャグ的に考えれば「司会両好」なんて書いたら如何なものか。

  平成21年、2009年を迎えた。中東で宗教を原因とする戦争が続いている。女性や子供の被害も出ているが、争う両者の指導者達に弱者の悲しみは見えない ようで、すべてが自分側の利益と相手側への憎悪で隠されてしまうらしく、それが戦争の背景にある愚かで誰もが理解できる問題だ。

 隣国の将軍様の存在も問題だが中国の危険性も大変だ。韓国ドラマが大流行だし三国志のブームもあるようだが、その両者に共通して見えるのは「裏切り」が当たり前のように起きている現実だろう。

 我が日本の誇れる文化に「武士道」があるが、その背景にあるのが礼節という恥の文化であり、前述の国との国民的「差異」は「才」につながるとも言えるだろう。

 経済の厳しい社会にあるが、どんな職業にも「道」があることを忘れたくないもの。政治家の仕事とは「政道」であり戦争をしないという「正道」こそが使命である。選挙の年、「指名」の前に自身の「使命」を考えて欲しいと願っている。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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