2013-05-14

講演先から大阪へ  NO 3283


 昔から「ご仏縁」に結ばれる同業他社のスタッフ向け講演に行った。最寄り駅まで迎えに来て貰って恐縮したが、会場となった式場に着くと数十人が玄関に並んで迎えてくれる。事情の知らない第三者の方が見れば、どこかの組長さんが?なんて雰囲気のようで恥ずかしい思いも。

 懐かしい女性達の参加もあった。それぞれがこの世界では知られるプロとして注目を浴びる存在になっている。そんなレベルの人達に参考になる話をしなければならないので大変である。

最も心配していたのは1時間半のお喋りが大丈夫かということ。昔、6時間セミナーの講師を何度も体験していた歴史もあるので、内容については問題ないが、果たしてマイクを通して受講者の皆さんに伝達が可能かどうかである。

 演台の上に水のセッティングをしてくれていたが、公演中はめったに水を飲まないところから、今回もそれを貫いたが、途中で咽喉が痛み始めたのは私自身もショックだった。

 何とか与えられた時間の対応を済ませて最寄り駅まで会長と社長に送って貰ったのだが、最寄り駅に着くと会長が「新幹線の駅までタクシーでご一緒しましょう」と言われて30分ぐらい高速道路を走って送ってくださった。

 外も暗くなっていたので乗車前に軽く食事をと駅構内のレストランに入ったのだが、そこで気付いたのが咽喉からの出血。やはり水を飲まなかったことが影響したようであった。

 出血は軽度ですぐに治まったが、そんな体験は今後の知恵として学ぶことになった。

  話の内容は別として、今日を迎えるまでに取り組んでいた「発声練習」は間違いなく効果があった。「幸せ列車」の中で互いがコラムの世界を持っている不思議 な「ご仏縁」もあるが、ラテン歌手「西川慶氏」の発案された「発声楽」の実践は想像以上の結果となり、この「独り言」のページで改めて感謝の合掌をさせて いただく。

 大病から声帯を半分失ってしまった私だが、今回の講演の企画を進めてくれた人物から「奇跡みたいです」と言われ、つくづく「鬼籍」に入らなくてよかったという思いを抱いたひとときでもあった。

  お茶を呼ばれて玄関に出たら、また数十人の人達が整列して見送ってくれる。そんな中、玄関で会長と記念写真の撮影となったが、私にとっては「記念」ではな く「記録」となったような気がする。不思議と「生かされる」ことになった現在だが、何度か書いた「命」を「使う」という意味の「使命感」を覚えて帰阪する ことになった。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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