2013-07-20

短気は損気?  NO 3343


 商店街を歩いていると、久し振りの再会となる人と会った。昨日の号で触れた税理士事務所に勤務されている人物で、お気に入りの理髪店へ行った帰りだった。

 彼と初めて会ったのは30数年前だが、税理士の先生の勧めで囲碁を覚え、経理の勉強を兼ねて事務所を訪れ、いつの間にか囲碁に興味を抱くことになったのだが、彼にはいつも負けてばかりだった。

 私も今日は理髪店に行ったので偶然だが、椅子を倒して顔剃りが終わった時、電動で背もたれを起こした瞬間に腰に激痛が走り、しばらくの時間だが大変な思いとなった。

 医院、食堂、理髪店で待つのが大嫌いな性格。そこで理髪店の前を通った際にお客さんが誰もいないと衝動的に立ち寄ることも多く、その度に理髪店が異なるということもある、

「行列の出来る店」と呼ばれる飲食店が紹介されている情報誌があるが、そこで1時間も並んで待つなんてことは絶対に無理。美味しいものを食することは「幸せ」を感じるものだろうが、待つというストレスを考えると難しい性格なのである。

 昔、ある地方へ講演に行ったら、主催者の方が「せっかく来られたのですから」と案内されたのが蕎麦屋さん。仕方なく40分ほど待って食することが出来たが、確かに美味しい代物ではあったが、待ち時間の「間」のお付き合いが苦痛を伴い大変だった。

 うどん県と称して話題を呼んでいる「さぬき」うどんだが、有名店では常に満員となるところから、前もって「うどん」を茹でているそうだが、時にはお客さんが途切れることもあり、茹で上がった「うどん」を捨てなければならなくなるとも聞いた。

 美味しい「うどん」を提供するには10分ぐらいの茹で時間が必要だそうだ、それではお客さんを待たせてしまうのでずっと茹でる対応をしているのだが、捨てるとは勿体ない話である。

「幸せ列車」のページを訪問したら、トップページにルフトハンザ航空の飛行機の大きな写真があった。そこで私が担当しているコラム「各駅停車」には、ルフトハンザ航空が独自で行っている「機内ドクター」制度のことを書いておいた。

  国際線の機内で急病人が発生する率は1000便に5件ぐらいだそうだが、「ご搭乗のお客様に、お医者様はおられませんか?」とアナウンスする前に、前もっ て世界中の医師達に登録して貰うシステムで、「この便には登録された医師が搭乗されている」と乗務員が安心出来るメリットは計り知れないものだろうし、乗 客にとっても有り難いホスピタリティサービスと言えるだろう。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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