2007-05-26

今日も手を会わせ!  NO 1872


 昨号の中国の怖さ、今日のニュースでは、輸入された中国産の土鍋が回収されていること知った。鉛やカドミウムが溶け出すという問題だが、鉄分不足から一週間の入院体験をした私でも絶対に遠慮したい代物である。

 東北のホテルに宿泊した際、運ばれてきた「南部鉄」の鍋料理に「鉄分不足に良いね?」と仲居さんに冗談のつもりで言ったら、「そうですよ」と返されて驚いたが、鉄ではなく、鉛やカドミウムなんて全く信じられない話題ではないか。

 ホテルの話題が出たところで触れておくが、観光地や温泉の旅館やホテルの料金は、土曜日など休日前の料金が割高設定されているが、大都市内のビジネスホテルでは、逆に土曜日の方が割引されているところがあるので面白い。

 また、朝食無料サービスを売り物にするホテルも増える一方で、長期滞在を売り物にするアパートメントホテルというタイプも登場、「1週間1室18,000円」というところもある。

<そんなホテルも!>とびっくりするのが「早朝休憩サービスタイム」の登場で、「午前6時から10時まで洋朝食付きで1,800円」というのも存在している。

「寝 るだけだから」「起きたら一緒」という考え方も当然あるが、自身のその時の立場でホテルを選択するもの。「落ち着きたい」「癒されたい」という環境空間を 求める人達に対応する高額なホテルも存在するし、どんな世界にも利用する側に選択権があることに変わりはないようだ。

 所用があって立ち 寄った友人の店、そこで彼のファミリーみんなで作ったという日本茶を飲んだ。植えて育てて摘んでから乾燥させ、それを手で揉むという大変な作業工程を耳に して味わいに重みを感じた。日常に全く気に掛けない世界にも多くの人達の苦労があるとの事実、それを改めて思い出した出来事にもなった。

奥さんから「これ、どうぞ」とお土産に頂戴したのが「野イチゴ」で、持ち帰ったら「懐かしい」と妻が嬉しそうに喜んでいた。

 そんな私にもうひとつ嬉しいプレゼントが届いていた。還暦の記念にと大変なご苦労をくださった創作物、拝見しながら涙がレンズになって文字が読めなくなってしまった。

  仕事に関して協会のメンバーや塾生達との交流、また趣味を通じて交流のある人達の存在、そしてネットから結ばれることになった多くの方々との出会い、そん な「ご仏縁」が人生の宝と思えるようになった昨今、友人など素晴らしい人達との交流がこれからの人生にどれだけ幸せな時間を与えてくれるかと感謝の合掌を した今日だった。

 楽しみしていたメンバー達の研修会の日程も決まった。各社が建設しつつある最新型の葬祭式場の完成に会わせ、次々に参 列者体感というシナリオで研修が行われるが、そこに出席をするすべてが「悲しみのプロ」の目指す仲間達、指摘する批評や問題点も半端じゃないほど強烈だ。 だからこそ全国的に認識される組織団体に至ったのだろう。

 葬祭業界に於ける最先端技術やソフト、それらはオリジナルという形式で、弊社が加盟している日本トータライフ協会に帰属していると言っても過言ではないようで、多くの賛同と歓迎を頂戴するお客様の実績によって裏付けされているのである。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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