2007-07-24

肥満の道?  NO 1926


 遠方から順にお通夜を回った。弊社の式場に戻ると「家族葬形式」と聞いていたのに弔問者がいっぱい。ご逝去を知られた方から次々に広まってしまったよう。

 そんな中にライオンズクラブ関係の受付もあり、急遽セッティングをしたらしいが、私の所属するクラブのメンバーの姿もあってびっくり。ロビーに女性クラブの「クラブ旗」まで置かれていた。

 焼香が始まってしばらくした頃、他クラブの会長から「久し振り」とのお声。そこで「お元気ですか?」と申し上げたら予想外の話題が。私が手術入院した同じ病気で手術をされたそうで、握手をして「互いにもうちょっと長生きをしようよ」と言われた。

 故人は私と同じ「猪年」の方。喪主様のご謝辞のフォローで「亥年には地震が多い」という統計学に基く事実を話し、文月「文の日」についての説明も。

 それを終えてから友人の割烹に支払いに出掛けた。彼のお兄さんは市外でお餅屋さんを開いており、かなり人気の高い店として名が知れている。

 随分昔にお若い奥様のご葬儀を担当させていただいた。火葬場に向かう私の車の中で、まだ中学生になっていなかった娘さんが号泣されており、お父さんが慰めておられたのが強烈に印象に残っている。

 その彼女も、今や大病院で多くの患者さん達に愛される看護師さんとして活躍をされているので嬉しいところ。

 割烹の友人に「いつでもいいから好物のお餅をおねがいしておいて」と依頼しておいたら、一昨日にわざわざ自宅まで配達にきてくれたそう。そこで御礼を兼ねて借金を支払いに行ったのである。

  注文したのは「ネコ餅」で、「何だ、それは?」と思われる方に説明すると「猫の大好物」という味のお餅。搗き立ての次の日ぐらいに包丁で好みの厚さに切 り、それを冷蔵庫に入れておくというものだが、レンジで焼き始めてしばらくすると、我が家の2匹の猫が血相を変えて飛んでくるという代物である。

 食欲のない時に最高のもの。食べ過ぎると体重が激増するので困るが、その味こそ「ネコ餅」の謂れがあるほど特別な味がある。この一週間は楽しみが多いが、果たして銭湯で計測する体重がどのようになってしまうかが心配だ。

  24日、朝一番に大規模病院に行く。過日に診察を受けたその後について確認に行くのだが、午後に私が担当しなければならない2件の葬儀に間に合うかが悩み の種。もしも、朝からナレーションの創作依頼がスタッフからあれば、アドリブぶっつけ本番バージョンということも考えなかればならない。

 取り敢えず、明日の診察のために、禊ぎを目的に銭湯へ行ってくることにしよう。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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