2007-04-05

出張の前に  NO 1826


  日付が変わってしまったが、都心に雪が降ったというニュースにびっくり。我が大阪も昨夜から冷え込んでおり、今日も急に雨が降り出したりして濡れないよう に何度か走ることになったが、黄砂が混じる雨が髪に当たっていると想像すると、傘を手に行動するべきだったと「後悔」。これぞ「黄海」につながると自虐的 ギャグ。

 郵便物を順にチェックしていくと結婚披露宴の招待状もあったし、有り難いプレゼントに添付された手紙もあった。

 最近、多く人達に手を合わせることが多くなり涙脆くなった。それらをただ重ねた齢の所為にするのは寂しく、ちょっと自身に対する哀れみでないやさしさがアップしたのだとと思うようにしている。

 全国に点在する協会のメンバーや塾生達がやさしいハートで葬儀を担当している。そんな実践行動をブログで知ると嬉しくなり、それだけでも涙がレンズになってしまうこの頃。その最も大きな影響が孫の存在によって強くなったと断言する。

 だからこそ「葬儀の司会者は、孫を持つまで謙虚に!」なんて説いてきたのだが、病気を体験し、病室の白い天井を見つめて考えたことによっても変化が生まれるものである。

 昨年の4月3日に退院することが出来た私だが、その時に入院時の62キロから4キロダウンの58キロというヤツレタ姿、腹部を切ったことから庇うように背中を丸めて歩いていた姿に「あの人、もうダメ。再起不能みたい」なんて噂も飛び交っていた事実があった。

 それがどうだろう、体重計に乗るのが怖くなった最近、昨日は生涯で最高という68キロをオーバー、銭湯で久し振りに会った友人に「信じられん!」と呆れられた。

 そんな彼が深刻な表情で質問をしてきた。「入院する前に兆候を感じていたのか?」とは単なる興味本位からではなかった。

半 月ほど前にも協会のメンバーから同じような質問を受け、その時は彼の友人が私と同じ病気で突然に死を迎えたというものだったが、湯船の中での相談事は本人 のこと。「この数日、腹部に拍動を感じるのよ」というのでびっくり。すぐにいつもお世話になっている医院で超音波検査を受けるようにアドバイスをしておい た。

 日頃の健康診断は大切だ。特に重視しなければならないのが血液検査。3ヶ月から半年に一回受けるだけでも随分と身体の危機が軽減される。何より自身の身体を知っておくことが長生きの条件で、そこに「病気と寿命は違う」という格言が生まれたように思う。

 明日は、遠方まで出張する。少し食事を控えめにして、なるべく身体を動かし、ウェストダウンでトトロ症候群から抜け出す努力をしようと考えている。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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