2013-07-30

神仏に手を合わす  NO 3353


  昨日に書いた寺田町駅前の「たこ焼き」が一個50円だったことを知り、小学生時代に比べて40倍になっていた事実に驚いた。当時の「きつねうどん」は30 円だったが、玉子屋さんの店頭に並んでいた最も大きな玉子が1個15円だったので現在と余り変わらない事実に「どうなっているのだろう?」と疑問と興味を 覚える。

 依頼したいことがあったので友人と待ち合わせ、寺田町駅近くのお好み焼き店「千代さん」に入った。厨房で親父さんが手を振ってくださったが、最近は痛めておられた膝の様子は大丈夫なのだろうかと案じた。

 今日一緒に行った友人も「千代さん」に深いご仏縁があり、広い世の中の狭い部分を再認識した。

 そんな最たる出来事が「幸せ列車」からつながった不思議な気仙沼物語で、私の「たい」という欲望を増やしてくれた。

 大震災の報道映像で気仙沼は「火の海」だったので衝撃を受けたが、ずっと気になっていた人物が元気で復興に挑戦していることを新聞記事で知って手を合わせた。

  この新聞記事が「幸せ列車」で掲載されるようになった経緯にも不思議な巡り会わせがあったことを知った。管理人さんが「幸せ列車」で紹介されている著名な 画家の作品を天王寺公園にある大阪市立美術館で拝観。その帰路に天王寺の地下街で画家ご本人と偶然に逢い、そこで復興に向けて頑張っておられる弟さんのこ とを語られ、数日後に紹介された新聞記事が送られて来たそうだが、まさかその横におられる奥さんが私と深いご仏縁があるなんて想像もしなかったこと。

 記事の文中にあった彼女の名前から「!?」を感じ、写真の面影から<まさか?>と思っていたら、まさしく間違いなかったことを知って神仏の巡り会わせの不思議を感じた。

「南無阿弥陀仏」「南無妙法蓮華経」「南無大師遍照金剛「南無釈迦牟尼仏」など唱える言葉は様々あるが、その全てを唱えたくなるような出来事に、この仕事に長年従事して来たプレゼントのような気がしたが、一方に自身の「死に土産」になるのかもしれないという思いも抱いた。

 これまでに出会った人達は数え切れないが、間違いなく全てが何かの「えにし」で出会うことになった筈。幸いにして悪い人との出会いがなかったことには心から感謝。これからの余生も「加害者になるな」「被害者になるな」の人生哲学を大切に過ごしたいと考えている。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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