2013-07-28

可能性がアップ  NO 3351


 過日に書いた「幸せ列車」のコラムに掲載されていた気仙沼の新聞記事、そこにあった写真と女性の名前にびっくり。同姓同名だしその面影が「ひょっとして」を飛び越えて真実味を感じ出した。

「幸せ列車」の管理人さんにメールで何とか確認の方法をとアドバイスをお願いしたが、もしも彼女が同一人物だったら大震災の中で頑張って復興の道を歩んでおられることになり、ご無事だったことが何より嬉しいことになる。

 彼女が入社してしばらく経った頃の出来事だった。九州の同業者から大規模な葬儀の司会を依頼され、彼女を含めて3名の女性スタッフを伴って伊丹空港から九州へ向かった。

 飛行機大嫌い人間だったが、当日の葬儀に間に合うには一番便しか方法はなく、到着した空港からレンタカーで目的地の式場へ向かった。

 多くの参列者がある葬儀だったが、何とか無事にご出棺となり、レンタカーを最寄り駅で返却して特急列車と新幹線を乗り継いで日帰りで帰阪した。

 食事をさせたのは時間の関係から特急列車に乗車した駅のホームにあった蕎麦と博多駅で購入した駅弁だけ。それらは小倉駅到着までに平らげてしまって、後は只管シートを倒して熟睡。ハードなスケジュールの一日だったので懐かしい。

 当時の弊社の制服は女性もネクタイ着用で濃い紺色のダブルであり、九州へ向かう日本航空の機内で客室乗務員から「警察関係者か自衛隊の方ですか」と質問されていたのを憶えている。

「事実は小説よりのも奇なり」とい言葉があるが、もしも彼女だったらこんな不思議なご仏縁は珍しいだろう。

 果たして、彼女なのだろうかはまだ確認出来ないが、もしも同一人物だったらこの「独り言」で触れることにする。

 山口県や島根県で記録的な豪雨のニュースがあった。1時間に「138,5ミリ」も降ったというのだから信じられない雨量。「命を守る行動を」という気象情報も流されたというのだから驚かれた人達が多かったと想像する。

 ニュース映像で目にした川の流れの速さにびっくり。流域の土砂災害や氾濫を心配する。

 自然の猛威に人間は成す術がないことも理解するべき。対峙することなく謙虚に一歩も二歩も下がって受け止めるべき。それが情報として伝えられた「命を守る行動を」ということになるのだろう。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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