2016-05-14

色々あるけど  NO 4854

富良野駅昨日のニュースで寂しいことを知った。テレビの人気ドラマとして知られていた「北の国から」の資料館が8月末で閉館されてしまうというものだった。

原作者である「倉本聰さん」の生原稿などもあり、富良野駅前に存在していて多くのファン達が訪れていたが、訪問者が少なくなったことと建物の老朽化が要因みたいで寂しい限りだが、規模を縮小して何処かで展示をという思いもあるそうで期待したいものである。

弊社の葬儀の司会を担当している女性司会者は元アナウンサーとして活躍していた歴史があるが、「倉本聰さん」「尾形拳さん」「岩下志摩さん」などのインタビューを担当したこともあり、様々な体験談を教えて貰ったが、昨日のお寺様の「表葬式」の司会も彼女が担当していた。

昨秋に「富良野」に立ち寄ったことがあるが、利用したホテルのプランの中に「ゴルフ場に植樹」という企画があり、それはゴルフ場のフェアウェイに木を植えて森に戻す発想で、この企画にも「倉本聰さん」が関係されていたらしく、隣接する大浴場へつながる廊下に多くの写真が掲示されて紹介されていた。

あるテレビの番組で「倉本聰さん」が語っておられた話が最高に面白くて印象に残っている。それは「北の国から」の主題曲を作詞、作曲された「さだまさしさん」のことで、「あ~、う~」だけで作詞とはと仰っていたことだった。

如何にも「倉本聰さん」らしいお言葉だが、妙に納得してしまったことを憶えている。

さて、我が国内で不正を原因とする様々な問題が表面化している。羽田空港の滑走路の手抜き工事を認めた建設会社が福岡空港や松山空港でも手抜き工事をしていた事実を認めた報道もあったが、三菱自動車の一連の表面化は根が深いようだ。

謝罪をするエネルギーとは想像を絶するものである。だからこそプロなら謝罪しなければならないようなミスを犯さないように務めるのが当たり前だが、法に抵触したり騙して自己利益を得ようとする行為は罰当たりだと指摘したい。

舛添東京都知事の昨日の会見のニュースを観ていたが、こんな低次元なシナリオで責任回避をしようとするお粗末な人格欠如の資質に衝撃を受けた。東京オリンピックに関する裏取引の問題も表面化しているが、昨日に否定していた官房長官がフランス政府の発表を受けて認めて調査するような発言をしていた。

オリンピックが近付いているブラジルの大統領の問題も喧しい。そんなブラジル製の飛行機の不具合から日本航空の系列のジェイエアの航空便の多くがこの数日に欠航となっていた。昨秋の北海道旅行の帰路に爆弾低気圧で函館空港から大変な体験をして大阪へ戻ったが、その時に搭乗していたのがこのエンブラエル機で、猛烈に揺れて飛行機嫌いの私にとって二度と体験したくない思い出となっている。

オリンピック招致に関する裏金問題も出て来た。大手の広告会社の関連も噂されているが、振り込んだ相手の会社が雑居ビルの一室を借りていたみたいで、何かややこしい雲行きとなって来た。

イオンカードの引き落としミスも話題になっているが、前述の大手広告会社と同じでマスメディアが報じないことも指摘されていた。どちらも広告主となるスポンサーだからみたいだが、金と権力に尻尾を振るジャーナリズムは羞恥と言えるだろう。

熊本で発生した地震から1ヵ月を迎えたが、一向に余震が収まる気配がない。それどころか、過日に京都大学の准教授が熊本の「本震」が大分県で発生した大きな地震を誘発させた可能性が高いと解説していた。

昔に読んだ本の中に「旅が楽しいのは戻る家があるからだ」と書かれていたことを憶えているが、避難を強いられている人達の多くが自宅が倒壊してしまったケースが多いようで、少しでも早く仮設住宅が建設されることを願っている。

今日の写真は昨秋に撮影した「富良野駅」の看板を。
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