2016-03-24

まだ風邪気味だけど  NO 4803

新函館北斗駅昨日にシーンの会長のコラムを更新しておいた。タイトルは「便利な裏側で」で,IT社会になって過ごしている中、想像もいていなかった混乱に巻き込まれる事態も起きることを学んでおきたい。

前号でも触れたが、ネット社会になってCMだけでビジネス展開をしているところも増え、実際に利用して後悔するケースも多発しているが、そもそも葬儀という世界はそれこそ斐日常的なもので何度も体験することがないだけに、葬儀社選びで失敗してしまうことが多いようだ。

ネット社会は我々のようなアナログ人間には想像も出来ない仕掛けが進んでいるようで、昨日に会った人物から初めて知ることを教えて貰った。

それは海外旅行や国内旅行の情報を調べるためのネット検索で、打ち込んだキーワードが自動的に仕掛けられたシステムにつながり、次回に検索のトップページを開けただけで航空会社、ホテル、旅館などのCMが枠外に登場するからで、そんな宣伝をしているところは絶対に利用しないと抵抗を抱いている人達も少なくないそうである。

過去、現在、未来という言葉があるが、現実や将来のことを考える際、過去に学ぶことが8割もあると分析されているのも常識で、歴史が物語ることも大いに参考にするべきだろう。

弊社は約100年の歴史があるが、世界で200年以上の歴史がある企業は5000社を超える中、その56%が日本国内の企業というのだから驚きだが、因みに世界第1位は創業から1500年という寺社建築で知られる大阪の金剛組で、第2位は創業から1300有余年という山梨県西山温泉の慶雲館という旅館で、それを知っただけでも訪れてみたいものである。

随分昔のことだが、団体旅行で北陸の粟津温泉の法師という旅館を利用した際、宴会場にトップの方が挨拶に来られ、「創業800年以上です」と言われたので皆が驚いたが、上には上があるものだと考えると謙虚を忘れないようにしたいものである。

昨日のネット記事の見出しで目が留まったのが成功してトップを走る経営者が気を付けなければならな「病」で、それが「傲慢」であると指摘していたが、そんな姿勢の会社が長く存続することは絶対にないだろう。

「幸せ列車」のコラム各駅停車の中で「短編小説 女将シリーズ」を更新中だが、ある旅館の女将さんの言葉が印象に残っている。「サービスは『独り言』、ホスピタリティは『対話』」というものだが、グローバルで考えさせられた言葉だった。

今日は初夏の時期に予定されている講演の主催者の方から電話があった。公的な組織団体なので広報誌に私の名前を掲載してもよいだろうかという確認で、女性ばかりの大きな組織団体なのでどのような話をしようかと考慮中である。

今日の写真はいよいよかい開業する北海道新幹線の「新函館北斗駅」を。現在の函館駅から連絡の快速列車で15分という距離はあるが、札幌までの延伸を考慮すると仕方のない事情もあったようだ。
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