2016-04-08

花まつりの日  NO 4818

マリンライナー昨日の春の嵐は凄まじい勢いで日本列島を北上した。あちこちで台風並みの暴風を記録したが、航空便の欠航も出ていた。

前号で今日「4月8日」の誕生日について書いたが、ご仏縁のある函館の清雅舎の社長の誕生日も今日だし、妻と交友の深い坊守さんの誕生日でもある。「幸せ列車」の「10年前の独り言」では「合掌の日」というタイトルで触れていた。

因みにお釈迦様の誕生日の呼称は様々あり、「花会式(はなえしき)」「降誕会(ごうたんえ)」「浴仏会(よくぶつえ)」「仏生会(ぶっしょうえ)」「龍華会(りゅうげえ)」「灌仏会(かんぶつえ)」などがある。

スポーツ界ではバドミントンが騒がしい。ニュースで採り上げられて一気に広まったカジノ問題だが、技術的に高度な存在だっただけに勿体ないが、周囲に大切なことを教える人がいなかったのかと残念でならない。

一部の報道にユニホーム姿やラケットを持参していたというのもあって驚いたが、「人生は反省で済む範囲内で後悔をすることはするな」というのが持論。「反省しています」と発言していたが、マイナスからやり直す覚悟が必要である。

ハンドルを手にする時は「事故を起こすな」「被害者になるな」「加害者になるな」といつも訴えていたが、「事故を起こして学ぶこともある」という愚かな反論を耳にしたこともあり、事故を起こさないように行動するのが人間の基本的な責務であり、そんな考え方なら間違いなく事故を起こしてから後悔することになるだろうと想像している。

福岡県で女性の大学教授が飲酒運転で事故を起こし、「無職」と言っていたことがバレたというニュースがあったが、人を教育する立場の人間が何をしていると伝えたい。

飲酒運転なんて最悪である。「そこまでだから」「ちょっと飲んだだけだから」というような横着な心が大事故を起こす性格と考えるし、そんな人物が事故を起こすとパニックに陥って事故現場から逃亡してしまう行動も高いと言われている。

事故の被害者の葬儀を何度か担当したことがあるが、その中で忘れられないお通夜があった。被害者となったのは若い嫁入り前の娘さんだったが、加害者は飲酒運転で、お通夜に加害者の両親が参列されたが「娘を返せ」「帰ってくれ」という言葉があって堪らなかった。

外は小雨が降っていたが、ご両親は傘も差さずに式場となったお寺の山門の所へ立っておられ、見るに見兼ねて軒先に入られるように言葉を掛けたら「息子がこの世に誕生していなかったら他人様の命を奪うこともなかった」と嘆き悲しまれ、何も掛ける言葉がなかった。

こんな悲しくて寂しくて残念な言葉があるだろうか。人生に於ける「四大衝撃」の一位は夫婦間に於ける子供の死だし、第二位は伴侶の死。第三位は一親等の刑の確定。第四位は身近な人の死で両親、兄弟、親しい知人や友人が対象となることは何度も書いたが、前述の事故のケースでは「子供の死」「刑の確定」もあるし、第四位の立場となっている人達がいっぱい参列されていることに気付くだろう。

葬儀という仕事に従事しながら飲酒運転をするならこの仕事のプロではなく、携わる資格もないと考えるべき。少し前に触れたことだが、宴席で「乾杯」するのも車ならお茶かジュースにするべきもの。もしもそんな行動をする人物なら私の知人友人ではないことにしており、話すことも避けるようにしている。

明日は6月の講演を依頼されている組織団体の役員さん達と会うが、何やら大事に進展しているみたいで驚いている。公的な広報誌まで案内されるみたいなので予想外の方向へ進んでいる。

今日の写真は過日に利用した岡山と高松間を結ぶ「快速 マリンライナー」である。
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