2008-10-10

論文でもか書こうかな?  NO 2288


 過日の号で十二指腸潰瘍の体験談について書いたが、今日のテレビ番組の中で医学の専門家の解説にびっくりした。

 ストレスや喫煙などが要因ではなく、テレビのCMにも登場して話題になった「ピロリ菌」が原因となっているそうで、胃潰瘍の70パーセント、十二指腸潰瘍の90パーセントに至っていると報告されていた。

 数年前に明治の「LG21」ヨーグルトに効力があると知ったが、最近では「ビートたけし」氏がそのCMに登場してきている。

 医師から「少し副作用のある抗生物質を1週間服用すれば除去できる」との発言があったが、それであの独特の痛みから解消されるとは誠に結構なことである。

 ピロリ菌と癌の因果関係についてはまだまだ結論に至らないそうだが、医学界でも長い間の定説が一気に覆されることもあると再認識、病気や痛みについて勝手な思い込みをするべきでないこと学んだ。

 さて、長年愛読している「大法輪」だが、今日配達されてきた11月号に「死とどう向き合うか」という特集があり、「僧侶が学ぶカウンセリング法」「残された者の死の受け止め方」「死のケア」などのテーマの内容が素晴らしく、良書との出会いに手を合わせた。

 葬祭業に従事する人達には必見として薦めたいし、一般の方々にも是非お読み願いたい内容となっている。

 昨日も事前相談があり、今日も事前相談のお客様がご来社、過去にご家族が献体されたという崇高なお話しを拝聴しながら、ご自分の葬儀に対する思いをお話しされて帰られた。

 死後の瞬間後に関して、社会の中の善意で構築された様々な「命のリレー」的なシステムの存在あるが、アイバンク、イヤーバンク、骨髄バンク、腎バンク、献体などそれぞれに秘められた問題もあり、我々もそれらについての対応に研鑽を重ね、真剣に取り組んでいる。

 最近に目だって増えた「家族葬」だが、その背景にも様々な問題があり、終えられてから後悔をされたケースもあることをしっていただきたいものである。

 これらについては、後日に何らかの「かたち」としてしたためる予定だが、複雑な問題が秘められているとだけは確かである。

 結びになるが、ノーベル賞を受賞された方々が名古屋大学にゆかりがあるようだが、その名古屋大学のある教授が発信されているHPの中に「私の好きなページ」として、この「独り言」を紹介、リンクまでしてくださっているので恐縮しながら手を合わせている。

 論文発表や卒論の書き方、また発表時の大切な問題などが掲載され、全く面識のない著名な教授であるお方に「名古屋大学の関係者の皆さん、よかったですね!」とエールを送ろう。

 ご興味のあるお方は、「研究発表の方法 論文の書き方」でご検索を。
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