2015-10-19

ホテルの部屋から  NO 4346

古い時代の駅看板天王寺駅から新大阪まで「特急 はるか」を利用した。新幹線乗り継ぎなら特急券が半額となり「320円」となっている。乗車券は大阪市内発になっているので寺田町から入れるので便利である。

所要時間も17分だし自由席でも必ず座れるようで、これまでに何十回と利用したが、1回も立ったままということはなかった。

天王寺駅を発車すると「次は新大阪」となるので特急券を購入していない利用も多いようで、必ず検札がやって来るが、今日は外国人の人達が多く、その中の一組と車掌さんのやりとりを目撃しながら社会の変化を感じることになった。

外国人の男女が出したチケットは関西空港から京都までのものだったが、関西空港駅の窓口が何かの誤解をしたみたいで考えられない切符となっていた。

その説明を英語で対応しようと車掌さんが頑張るが、全く通じていないみたいで、別の車掌さんがタブレットを持って来て翻訳しながら画面でやりとりが始まった。

私の席から見えるのは外国人の手にする小型のタブレットだが、びっくりするほど大きな文字で表記されるのを初めて見た。

新大阪駅到着時にも解決していなかったのでどのように決着したかは不明だが、言葉の壁というのは簡単ではないようである。

新幹線の「さくら」を利用したが、前号で書いたように第一希望、第二希望が満席だったのでその後の列車となったが、指定席の車内は満席。社内放送で自由席が込み合って大変みたいなことが流れていた。

岡山駅での停車が長くなり、5分遅れの発車となった。伯備線の列車が濃霧で遅れたために連絡のために7分ぐらい停車していた。

前回に新山口駅から「のぞみ」で新大阪まで利用した際、高松側から瀬戸大橋を走行して来る列車が何かのトラブルで6分ほど遅れたことがあるが、途中でスピードアップをしているのだろうか、目的地に到着するまでに少しずつ遅れを取り戻していた。

久し振りの再会となった。大きな手術を受けて1ヵ月半も入院していたそうだ、かなり快復したみたいで安堵した。

相変わらず夫婦でビールを飲んでいるみたいで、食事に行った飲食店でも生ビールや瓶ビールを並べていたので羨ましくなった。

大都会の喧騒を離れて遠い故郷に戻って生活をしているが、タクシー代や食事代を全て負担して貰ったので恐縮。次回の来阪時には私がということで甘えて来た。

「ジパング倶楽部」について説明したら「すぐに入会する」と決まった。そこで最寄り駅に行って「おとなび」のパンフを入手するようにアドバイスしておいた。

過日に来阪した女性にも「おとなび」のことを伝えたが、その割引率の高さにびっくりしていた。

世の中には様々知らなかった世界がある。勝手な思い込みは損をすることになる。航空運賃もそうだが、JRにも「早得」という割引もあることを知っておきたいし、そんな事実を知ったら正規料金で利用するのが馬鹿らしくなって来る。

今日の写真はJR大阪環状線の寺田町駅ホームに掲示されていた昔の看板。茶色の電車で「省線」と呼ばれていた時代のものだろうか。私が小学生時代は寺田町駅から大阪駅まで「大人10円」「子供5円」だったと記憶している。
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