2015-09-25

旅の情報  NO 4322

那智の滝グーグルで「ジパング倶楽部 コラム」や「ジパング 独り言」で検索したら2番目にヒットすると教えられて確認したら本当だったのでびっくり。

そんな「ジパング倶楽部」も過日に紹介した「おとなび」で影が薄くなったみたいであるが、入会されている人物が面白いことを指摘されていた。

それは入会すると送付されて来る「会員手帳」だが、年金手帳みたいでもっとセンスあるものにするべきというもので、「のぞみ」や「みずほ」は運賃割引しか適用されず、特急券やグリーン券が正規料金になるのもおかしいというものだった。

例として紹介されていたのが博多から名古屋へ行くものだが、「ひかり」か「さくら」で来て新大阪駅でまた「ひかり」に乗り換えしなければならず、高齢者向けに考えられた割引企画だけど高齢者に優しくないと書かれていた。

航空運賃から新幹線まで「早得」なんて言葉が目立つようになっているが、ホテルや旅館の予約にあってもそんな割引を打ち出すケースも増えた昨今だが、旅に出掛けるならちょっと調べるだけで得をすることも多いし、相手側からは教えてくれないので気を付けたい。

駅の構内に自由に持ち帰られるパンフがあるが、ジパング倶楽部を利用するより安い特別企画もあるのでチェックするべきだし。緑の窓口でそんなことを言ってくれないので情報を得ておきたい。

今春だったが、熊野古道に行きたいと来阪した2人の孫を伴って紀伊勝浦駅の往復で「特急くろしお」を利用し。一人は中学生なので大人料金。もう一人は小学生なので半額だった。我々夫婦はジパング倶楽部の会員なので3割引きが適用される。それで4人分で合計「39950円」になったが、帰阪した時の寺田町駅のパンフを目にしてびっくり。そこに「くろしお指定席往復きっぷ」というのがあり、子供料金は往復で「2000円」、大人は一人「9770円」となっており、これを利用すれば合計で「31310円」なので「8640円」も損をしたことになる。

因みにジパング倶楽部の会員でない場合は合計で「48230円」になるが、駅の「みどりの窓口」で購入する際にそんな情報を教えてくれることはなく、利用する側の申し込みの発言がなければそのままである。尚、この割引券は発売枚数限定と前日までに購入という条件があるが、天王寺発着も大阪市内扱いになるので大阪環状線の何処の駅からでも同じ料金で利用可能だ。

関空を結ぶ特急「ラピート」にも南海電鉄が打ち出している関空企画があり、窓口でそれを選択するだけで片道300円得をするのだから利用しなければ勿体ない。

喫茶店での常連さん達の会話が面白い。世の中には様々な趣味があるという話題。「秘境駅巡り」や「酷道」挑戦というのも番組で紹介されていたそうだ。

「秘境駅、何もないが何かある」と誰かが書いた碑がプラットホームにあったと聞いたが、それだけは行ってみないと理解出来ないものだろう。

「酷道」についてはネットの中でも結構採り上げられており、信じられない道路があるものと驚いたこともあるが、国道の途中が何かの事情から途切れており、山の中を数時間歩いたり野宿をしなければ越えられない道路も紹介されていた。

全国の「酷道」として知られる中に私が通ったことのある林道が紹介されていた。阿蘇の高森側から高千穂に抜ける予定を何処かで間違ってしまって地道の酷い道を只管上がり、もう下りになるだろうと思っても上りが続き、峠の頂上らしきところに「国見峠」という小さな表示看板があり、地図を確認すると大変なところに来てしまっていることを知った。

もう同じ道を戻る気持ちはなく、このまま行こうと走行したら、「ひえつき節」で知られる椎葉ダムへ着き、そこから川に沿って苦労して下って来たら宮崎県の日向市だった。

それは40数年前の体験だったので今より随分と酷い道だった筈だが、私の人生で忘れられない思い出の一つで、余りにも疲れて午後9頃になっていたので旅館を探して宿泊することにした。

季節は秋だったが、「何でもいいから食事が出来ますか?」を聞いたら、「お任せください」と想像もしなかった食事を準備してくれて感激したが、その時の大きな「鮎」の塩焼きが印象に残っている。

国体のために両陛下が和歌山県へお出掛けになり、今日は4年前の大水害で被害に遭った方々を励まされるために田辺市へ立ち寄られ、ご家族を亡くされた紀伊勝浦町の町長に皇后陛下が優しいお言葉を掛けられた報道があったが、今日の写真は今年の春に撮影した「那智の滝」を。
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