2013-02-05

様々なことが  NO 3187


 昨日の夕方、散歩の途中で感じたことは空が汚れた感じで遠くのビルが霞んで見える。まるでスモッグのよう。ふと中国の大気汚染の影響では?と考えてしまい、爆竹や花火を大量に消費する中国の正月のことを想像しながら酷くなりそうだと懸念を抱く。

 北朝鮮では核実験問題が浮上している。米韓両軍が合同訓練で牽制しているようだが、果たして効力はあるのだろうか。大気汚染の上に死の灰まで流れて来たらそれこそ最悪。明日のことでなく、未来のことを真剣に考えて欲しいと願ってしまう。

毎日信じられない事件が報じられている。神奈川県の病院で待ち時間が長いことに腹を立て、放火をしようとする行為に及んで逮捕された男性があったが、こんな常識では考えられない事件が次々に起きるものだと驚いてしまう。

もう随分と前のことだが半月ぐらい微熱が続き、食事を飲み込む際に咽喉に激痛を感じ、水さえも飲み難くなる症状を来たし、ずっと内科で点滴を受けていたがどうにもならず、黒い礼服のまま耳鼻科に飛び込んで診察を受けたら、すぐに入院ですと大阪赤十字病院を紹介された。

 紹介の書類をいただいて日赤に行ったのは午前11時のことだったが、名前を呼ばれて診察を受けたのは午後5時過ぎ。朝から何も食していなかったこともあり、微熱と衰弱から立ち上がれない状態で、看護師さんが車椅子で対応してくれた。

 この入院の出来事については過去に書いているが、知らない方のために要約して書いておくと、その日から黒い服のまま入院。釈明しておくが、黒ネクタイだけは外して内ポケットに入れて待合室にいたので誤解のないよう。

 入院から3日間、点滴と採血だけで過ごし、毎日病室にやって来られる先生も深刻そうな表情で「原因が不明だ」と仰るので内心<ダメかも!>と覚悟した思いもあった。

その次の日、先生が明るい表情で来室され、笑いながら次のように説明された。

「原因が判明したよ。血液の分析を広げて調べて貰った結果で分かったことだが、あなたは栄養失調、つまり亜鉛などの鉄分不足に陥っており、咽喉に炎症を来たしていたということです」

 その日から鉄分補充の点滴が始まったが、その効果は劇的で。それから4日後に退院出来たのだから信じられない体験だった。

 冒頭のニュースの人物はどれほど待たされたのかは知らないが、随分と短気な性格のよう。「短期は損気」という言葉があるが、そんな私も飲食店、理髪店、医院で待つことは大嫌いである。

  遠い昔に「へら鮒釣り」に興じていた時代があったが、それは「短気」な人がするものと相場が決まっていたが、体験者の私の考え方からすればそれは誤りで、 「気の短い」部分と「気の長い」部分の両方を持ち合わせていなければ没頭や傾倒のレベルは不可能で、私は両面の性格だと自覚している。

  温泉巡りを趣味とする友人から面白い質問をされた。「美と健康 **ホテル 再生・復活物語 山の編」というキャッチコピーだが、それは健康を対象にした ものか、それともホテル経営の立て直しか?」というものだったが、誰もが経営だろうと思ってしまうのに、答えは「美と健康」だったので驚かされた。こんな 言葉がHPのトップページに表記されているなんて信じられない話だが、実際に確認してみたら彼の指摘するままの文字が躍っていた。

 再生と復活という言葉を前面に掲げているホテルを利用する人は少ない筈。東北の厳しい現実のように「復興」なら理解出来るが、西日本でこんなキャッチコピーを誰が考えたのだろうかと心配した。

 神奈川県の事件を前述したが、その県内で悲しい交通事故が起きていた。幼い子供を前後に乗せたお母さんの自転車がバランスを崩して横転。路上に飛び出てしまった子供がトラックに撥ねられて亡くなったという悲惨な事故だった。

  商店街を歩くと、子供だけが自転車に座り、お母さんは買い物中という光景を見掛けるが、私はその側に付いてお母さんが戻られるまで待つことが多い。もしも 子供が動いて自転車が倒れたらと想像するだけでゾッとするからだが、こんな無神経なお母さんが増えているようなので心配している。

 お通 夜に参列、若いお寺様の美しいお声のご読経が心地よかった。参列されたご信者の皆さんもご一緒に唱えられるので声明のような雰囲気も感じた。式場への往路 と帰路をリハビリを兼ねて歩いたが、帰路の冷え込みが一段と厳しくなっていた。明日は我が大阪でも雪が降るとの予報があったが、積雪だけはないようにと願 いたい。
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