2013-01-30

旅の土産話  NO 3181


 北海道の登別温泉のホテルで昨日に起きた発砲事件のニュースにびっくり。何度も訪れたことのある温泉だけに恐ろしい思いが。事件の起きたホテルに宿泊予定の人達がさぞかし混乱されたと想像した。

  夜のニュースで加害者と思われる人物が洞爺駅や苫小牧市内で参考人として確保されたことを知ったが、いやはや災難とはいつどこで出遭うかわからないもの。 まさか有名な温泉のホテルでこんな事件が起きるとは信じられない出来事。アメリカで問題になっている「銃」に関する事件が、我が国内のこんなところで発生 するとは想像もしなかったことである。

 さて、弊社の本館に向かうのに商店街を通るが、疎開道路から東に向かって最も東にある通称「みこし通り」として知られる「生野銀座街」を歩いていて気になったことがあった。

  杖を手に歩行することを余儀なくされているのだが、杖を着地する度におかしな音を感じてしまう。ふと思い出したのが「非破壊検査」という言葉。正常という ような重い通常の音もあるのに時折に「ポコッ」という軽い音を耳にする。それがどうも地面の下が空洞になっているように思えてならず、過日に書いた「イン フラの危険」について思い出しながら、気になって仕方がなかった。

 昔、自宅近くの疎開道路で50メートルぐらいの長さで陥没した出来事 があり、通報か駆け付けた警察官によって通行止めにされて緊急工事が行われたが、今は道路の下に大きなトンネルのような管が通されているので安心。しか し、大型トラックが通ると道路の継ぎ目の影響からか、震度1程度の振動を感じるので気持ちが悪い。

 杖を手に歩くという日々の中、杖が「非破壊検査」につながるような思いを抱く最近である。

  旅行情報を教えてくれる有り難い友人から、信じられない割引プランのあるホテルのことを聞いて驚いた。地球環境問題に積極的に取り組んでいるホテルがあ り、家庭で使用した天ぷら油をペットボトルに入れて持参すると割引が受けられるそうだし、別のホテルでは誕生月に宿泊すれば年齢分のパーセンテージで部屋 代を割り引いてくれ、ツインの室料「16500円」程度なのに、20代なら20パーセント引き、私の場合なら65パーセント引きになるというのだからびっ くりである。

 過日に教えて貰って書いたホテルのHPの文字変換ミスだが、ある人物からユニークな考え方をされたメールを頂戴した。「特 別室」を「特別質」と表記していた問題だが、「サービスの「質」が特別と考えたら通じるし、客として「質草」の立場になるのかもしれないと面白く結んでお られた。

 ホテルや旅館は部屋や大浴場の環境に神経を遣うのは当たり前だが、客側の立場からすれば、担当してくれた「一期一会」となるスタッフの対応が何よりだし、一生懸命にサービス提供に努める姿勢を旅の土産として嬉しく思うのである。

  冒頭に登別温泉のことに触れたが、ここに野口観光グループが有する「望楼」というホテルがある。全室展望風呂付のスイートのいわゆる高級志向の宿泊施設だ が、昨秋に行った北海道旅行で利用した同グループの「乃の風リゾート」で夕食の世話をしてくれた素晴らしい女性のことを思い出した。青森県出身だと言って いたが、「乃の風」がオープンするまで前述の「望楼」で研修勤務をしていたと語っていた。

 そんなところから、何れ「乃の風」に行くことになろうが、また彼女が担当してくれたらという期待感を抱いている。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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