2009-05-19

不思議!  NO 2425


 昨日のOTリハビリの最中、横になって肩を押さえて貰っていた時、あまりにも心地良くて眠っていたら「久し振り、元気か?」と手を触られたのでびっくり。

起きて確認してみると、1ヶ月ほど前に退院された中華の料理人さん。近くまで来られたみたいで立ちってくれたのだが、その30分ほど前に彼と同室だったオジサンが退院されたことを伝えると「もうちょっと早く来たらよかった」と後悔されていた。

 サテライト・コーナーでいつもオシャベリしていた患者仲間の一人だが、彼は自宅の電話番号を書いてくれ「九条に来たら寄って」と帰られた。

 入院当時に私が「美味しいお好み焼きの店を知らないか?」と尋ねた際に教えてくれたのが九条商店街を中央大通りに突き抜けたところにある店で、そこは彼の自宅近くだそうで、退院したら再会の場所にしたいと思っている。

 昨日に塗り込んだ特別なオイル、起床してみるとその効果は信じられないほどで、前回に痛くて泣いた脹脛に何の痛みも感じず、プロ・スポーツ選手の多くが使用されてるという理由を知った不思議な体験だった。

  声が出易いのでは?と、ずっと午前中にお願いしてきたSTリハビリだが、今日も9時5分からのスタート。身体を解して深呼吸をしながら発声していくと睡魔 に襲われるので困っているが、そんな状態になると声が出るのだから不思議なこと。元アナウンサーだった弊社の女性司会者が「是非、体験を」と、リハビリの 見学を希望しているので実現の日を楽しみにしている。

 前にも書いたが、彼女の経歴はグローバルで、「緒形 拳さん」「倉本 聡さん」「浅岡ルリ子さん」「三田佳子さん」などのインタビューを担当した歴史もある。

 そんな彼女から相談を受けたのがナレーションのこと。ご遺族から「是非、原稿を」と懇願されたそうだが、それと同じ問題が塾生である女性のブログ「若葉のささやき」に書かれてあってびっくりした。

  私が創作したナレーションを彼女が語る場合にはプリントアウトしているが、彼女自身が創作したものは手書きが大半で、取材の際にメモした内容があちこちに 点在しており、式場空間のイメージを感じて抜粋しながら進めており、そのままお客様に原稿をとなると難しい問題もあり、打ち直し、書き直し、録音テープな どの選択もあるが、その場の「生」のイメージが伝わらないのが何より残念なところだろう。

 さて、シューベルトの交響曲に第二楽章までし かない「未完成」という不可思議な曲があるが、私がその曲の存在を知ったのは小学校5年生の時。担任の先生から教えられたのだが、その時に仰られた「不思 議」の意味とタイトルに興味を抱き、ずっと心の片隅に刻み付けられた旋律が忘れられず、自主トレで廊下を歩く際の発声練習にも活用している。

  今日のSTリハビリではアンパンマンのシンセサイザーを使用しながら「ウィシャル・オーバーカム」という歌詞で知られる「勝利を我等に」を歌ったのだが、 若い先生はご存じでなく「仰げば尊し」に変更した。歌詞を歌わず「おー」や「だー」などを繰り返すものだが、順調に回復の兆しがというところである。

明日のリハビリは9時5分ST、13時25分OT、14時30分PTとなっているが、歩行で気になっている課題にいよいよ挑戦したいと考えている。

結びに上述の塾生のブログ「若葉のささやき」のこと。東京で活躍する優しい女性司会者だが、ご興味があれば接続を。グーグル、ヤフーで検索されたらトップに出てきます。
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