２日は銭湯の初風呂、早朝の６時から営業されているが、夕方に行った。

　お気に入りの温めの湯は「酒風呂」になっており、伏見の「平安絵巻」という銘柄のパックが１０本以上並んでいた。

　 小学校３年生ぐらいのやんちゃグループがやって来て、そのまま大きくて深い湯船に飛び込んで潜ったら、あるオジサンが基本的なマナーついて説教を始めたの だが、その中の一人が「ぽっちゃり」タイプを飛び越し相撲で言うところの「アンコ」タイプ。その子に向かって掛けた次のような内容の言葉に周囲の人達が思 わず笑っていた。

「ボク、ハンバーグの食べ過ぎだろう？　野菜を食べんとどんどん太るぞ！」

　仲間の子供達も笑っている。それは「イジメ」てきな空気は一切無く、地域の人達が地元の子供達に教育指導をしている光景で、町の銭湯らしいそれこそあたたかい交流関係が生じていた。

　 一方で、ネットのニュースに目が留まった。２００８年度の出生数と死亡者数が発表されていたから。死亡は前年より約３万５千人増えて１１４万３０００人と なり、差し引いた人口自然減少が５１０００人となったとのこと。いよいよ団塊世代を中心とする高齢社会が顕著現実になってきたようだ。

　また、交通事故死がずっと減少しつつある現象はよいことだが、酒気帯びでの死亡事故が２００件以上あるという事実には腹立たしいではないか。大晦日の夜、妻を助手席に乗せて除夜の鐘のお寺へ向かった際、国道２５号線の寺田町駅手前の赤信号で停止したら、
小型の乗用車が信号無視で追い越して行き、少し先にあるコンビニのまえに停止した。

　青信号で動き出して横を通ったら、ちょうど運転していた人物が降りてきたが、見るからに反社会的なイメージのする３０代の男、こんな人物に当てられたら逃亡する確率がかなり高いような気がし、内心で「免許を与えるな」という思いを感じてしまった。

　 横断歩道を一人の女性が歩いていたが、数秒の差で事故遭遇という危険性があった。若葉マークが生まれ、最近には紅葉マークが枯葉マークとして物議を醸して いるが、こんな信号無視をする人間性には、検挙した際に何か「危険マーク」か「愚かマーク」を期限付きで義務付けると効力が生まれるかもしれないと考えて しまう。

　そんなマークを貼り付けて「私は愚かな危険人物です」と３ヶ月でもオープン化させれば、その間には格好悪くて乗らなくなるだろうし、期限が過ぎて解除されてハンドルを握っても、きっと再犯につながることは少ないだろう。

　そんなマークには何がよいだろうかと考えたら、子供達の存在も考慮してアンパンマンに登場している「ばいきんマン」がよいのでは？