2009-08-08

北国への夢  NO 2500


 随分と昔のことだが、あるイベントの企画をした。誰もが知られる歴史的な著名人の戒名から誰であるかを当てるクイズで、徳川家康、豊臣秀吉など10問を設定、参加くださった方の中で第一位となった正解者に賞金を差し上げるものだった。

 戒名の文字にヒントがあったが、かなり歴史に強くなければ解答につながらず、5問出来ればトップと予想していたのだが、優勝されたのは、ある高齢の男性。見事に8問を正解されており、私がご自宅に賞金を届けたのをはっきりと憶えている。

 明日、その方が喪主を務められる葬儀が行われる。ご伴侶がご逝去されたのだが、果たして当時のことをご記憶されているのだろうかと思いながら、担当スタッフ達に「よろしく」と伝えておいた。

 朝から真向かいの医院に行き診察を受け、ずっと服用している薬の処方箋を貰って薬局に行ったが、錠剤を粉砕して貰うのに時間を要するところから近くの喫茶店で過ごしてきた。

 2週間毎に薬局に行くが、今回はお盆の時期の休日を確認してきたら医院と同じで大丈夫。今日から新しい薬が増えたが、朝食後に服用する分が堪らなく苦いので難儀している。

 ある友人から神経的な健康法についてアドバイスを受けた。何事にもプラス思考を抱くことで免疫性がアップするそうで、マイナス「思考」が「志向」と「指向」につながってしまうというもので説得力のあるものだった。

 そんなことを考えながら思い出したのが、BSの番組で観た北海道の旅。あのねのねの「清水国昭」さんとエッセイスト「国井律子」さんの2人がバイクで函館から知床まであちこちに立ち寄り、約1500キロを6日間の走行をする旅物語。

番組用だろうが、互いがインカムで話し合いながら走ったりする中で、途中で出会う人たちとのやりとりも屋の楽しい内容で、民放では出来ないものだった。

 バイクは無理だが、車で北海道を走りたいと前々から思っており、体調が戻ったら是非行こうと考えている。

「清水国昭」さんとは東京のテレビ番組でご一緒したことがある。確か「森本毅郎」さんが司会される番組だったと記憶しているが、明るくて楽しい印象を感じた人だった。

「あ のねのね」で思い出すのが寺田町に在する結婚式場のテレビCM。現在では名称や経営者が変わってしまったが、当時の「月華殿」という名称が懐かしく、そこ で第一号の結婚式を挙げたのは私と交流のある知人で、オープンカーでパレードまでするという式場側の企画もあったそうだ。

 日付が変わっ て偉大な「宮沢賢治」さんの誕生日。小学校5年生の時、担任の先生から教えられた「雨にも負けず」の詩が浮かぶ。「東に病気の子供あれば・・」「西に疲れ た母あれば・・」「南に死にそうな人あれば・・」「北に喧嘩や訴訟あれば・・」などの言葉がグッと心に刺さるし、「銀河鉄道の夜」なんて発想が生まれた彼 の感性に拍手を送りたい。

 写真は上述のテレビ番組から。私の左におられるのが「清水国昭」さん。この時の3台のカメラを担当していたのはすべて女性だったので驚いたが、スタジオは東京駅近くの地下だったと記憶している。
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