2007-11-28

残念な結果に  NO 2047


 昨号の最後の部分に書いていた香川県の事件、最悪の結果というニュースを知って衝撃を受け、不幸を迎えた3名のお気の毒な現実に手を合わせた。

 災難とは分からないもの。子供達がお婆ちゃんの家に泊まっていなかったら被害に遭わなかった筈で、そんな運命の悪戯に悲しさが込み上げる。

 それにしてもマスメディアの報道は酷い。親戚、友人から近隣、知人など広範囲に取材を行い、被害者の名誉を傷つけることを次々に暴露している。

 知る権利、知らせる義務など、報道の世界に絡むややこしい問題もあろうが、自身が被害者の立場となって考えてみれば信じられない行為になるだろうし、血縁系図が紹介された画面を目に「そこまで!?」との思いを強く抱いた。

 人間とは悪いもの。幼い子供を殺害するなんて「人でなし」の行為だが、間違いなく「人」が犯した事実であり、親殺し、子殺しや伴侶の殺害というような事件が続発する社会構造に恐ろしさを感じてしまう。

 報道によると、遺体の捜索は明日の午前9時からだそうだが、今夜の内にとは言わないが、せめて早朝からというわけにはいかないのだろうか。それだけが心残りで気に掛かる。

 この「独り言」を打ちながらテレビを観ていると、また九州の暴力団の発砲事件を報じていた。過日に入院中の病室で一般人が殺害されたが、今や「予想もしなかった」ということが次々に発生し、何でも「当たり前」の時代になりつつあるようだ。

 つまらない芸能人の覚醒剤犯罪の摘発も続いているが、それらは氷山の一角のような気もする。大阪の中央区の郵便局に押し入った強盗も刑務所を出たばかりの人物だったが、再犯する人間とは病気と捉える必要もあろう。

  函館では大学の同期生が加害者、被害者となる殺人事件もあったが、与えられるかもしれない平均寿命を考えてみれば互いの20代過ぎという年齢が悲し過ぎ る。人間の値打ちとは、我慢、忍耐も重要な要素だろう。子供時代、青春時代だけではなく40代や50代の人達でも「キレル」という現象が多発している社 会。地球環境異常におかしくなっているとも言えるのでは?

 今日、講演の依頼が2件あった。一方は葬祭サービス、もう一方はホスピタリティがテーマとなるが、口癖である「人生、被害者になるな!加害者になるな!」など、「命」についても熱く語りたいと考えている。

 マクドナルドでも偽装問題が発覚、直営店とフランチャイズ店の両方があったことを初めて知ったが、そんなことを知っていた人は関係者以外は皆無だったと想像する。

 フライドポテトしか購入することのなかった私だが、初孫が初めて覚えた英語の文字が「m」で、店を見つけると「mだ!」と騒いでいたことを思い出し、「しっかりしてくれよ!」と伝えたい。

 明日は早朝から遠方へ出掛ける。帰路の渋滞が予想される行程。出来るだけ渋滞を避けるコースを選択し、早めに帰阪したいと考えている。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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