2007-12-30

進展の裏側に?  NO 2078


 北海道に猛烈な低気圧、室蘭で30メートルという台風並みの暴風が記録されたそう。

 そんな影響で、函館と札幌を結ぶ特急「スーパー北斗」などが4時間ほど遅れて運転されたニュースもあったが、身内の不幸で札幌に行っている友人のことを心配していた。

 深夜のニュースを観ていたら、パイオニアが9ミリという厚さのテレビを開発したと発表していたが、還暦年代の我々にとっては想像もしなかった時代。我が家に初めて14インチのテレビが設置された「三丁目の夕日」の頃を思い出した。

 何でもどんどん進化している。そんな中、介護ベッドが出火してお年寄りが焼死したというお気の毒なニュースもあった。

 詳しくは分からないが、電気系統の不具合が考えられ、早急に調査を始め、再発のない対策を進めて欲しいと願っている。

 電気を使用する機器は熱を持つのも宿命のようだが、パソコンでもかなり熱くなることもあり気をつけたいもの。世界ブランドの製品であっても、何かの部品が中国など外国で下請け製作されていることもあるだろう。

  随分と昔の話だが、松下電器の下請けで細かい部品を製造していた会社があった。そこの相談役顧問が私の大先輩で、ある酒の席で「100万個製造して1個の 不良品が出たら、そのパーセンテージは?」と質問をされ、<100万分の1だから>と計算していると、「100パーセント不良品になるんだよ」と答えられ た、

 製造メーカーでは「100」か「0」のどちらかという厳しい結論だが、人が使用するものなら絶対にそうあるべきと考えたいもの。それならお詫び広告や謝罪会見なんて間違いなく減るだろう。

 この数字で比喩するのが私の仕事の世界にある。葬儀という場で最も大切に考えたいものは「礼節」であり、少しでも欠けるところがあったら「0点」ということになる。

  そんな豪そうなことを書いているが、担当する葬儀でいつも反省することが多い。「ああすれば!」「こうすれば!」のオンパレードである。でも、後悔につな がることだけはないようにと取り組んでおり、「プロは反省はする」「後悔するような仕事はしない」という私の哲学になっている。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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