2016-01-02

温暖なお正月  NO 4423

ロイヤルウィング深いご仏縁に結ばれるお婆ちゃんのお通夜に参列、ちょっと体調不良だったがどうしても遺族に声を掛けたかったこともあった。

享年102歳というご高齢だが、ご急逝だったのでさぞかし驚かれただろうと想像する。

夕方から歩き始めて暗くなった頃に擦れ違った人に名前を呼ばれてびっくり。私と同年生まれの友人だった。彼は3回目の脳梗塞でずっと入院していたそうで、年末に退院して来たと言ったので驚いた。

彼が初めて脳梗塞を発症したのは6年前だったが、その日の午後に我が家の前で久し振りに会い、「体調は?」と聞いたら様々な兆候を訴え、それは完全に脳梗塞だから病院へ行けとアドバイスしたのに行かず、その夜に異変を来して救急車で入院していた。

発症から点滴治療が早ければ後遺症もなく回復できるが、彼も幸い2週間ほどで退院。後遺症がなかったことが何よりだった。

その後にちょっと横着な生活をしていたら再発したそうでまた入院。今度は気を付けようと行動していたそうだが、前身に痺れを感じる異変から救急車で搬送され、MRIなど様々な検査を受けても原因が分からず、半身が痺れた状態で退院して来ていた。

原因不明だが担当医師の診断によるとストレス性の可能性もあるらしく、互いにストレスのない生活をしなければならないことを再認識した。

共通する友人達の多くが入院や通院をしている。食事をしても食前の薬や食後の薬を取り出すので互いが顔を見合って苦笑いすることになるが、誰の意見でも「寝たきりだけはご免」で共通している。

さて、大晦日にJR九州で製作されて走り始めた「或る列車」の製作秘話の特集放送があった。これは過去にも放送されたもので再放送だったが、その中で同じ設計者であるデザイナー「水戸岡鋭治氏」の「ななつ星」も登場、3泊4日コースの最高料金が運転され始めた頃から比べて倍になっている事実に驚いた。

値上げは3回目として知られているが、2回目の値上げ発表時に「これだけ人気があるのだから」というような発言があって衝撃を受けたが、我が大阪にある「USJ」も7回目の入場料アップを発表して話題となっていた。

需要と供給のバランスによって料金価格が設定されるのが常だが、需要が高いからと胡坐を掻いたような姿勢で一方的に値上げをしていたら、いつか必ずしっぺ返しが及ぶことは歴史が物語っていることも考えたいものだ。

昨日のテレビ番組「相棒」と今日放送されていた「相棒」でパーティー会場となっていた船の「ロイヤルウィング」は、遠い昔に大阪の天保山と別府航路に就航していた関西汽船の「くれない丸」で、改装されてレストランクルーズ船として横浜港を中心にしている船であり、関西汽船時代に乗船したことがあるので懐かしい思いを抱いた。

当時の別府航路の所要時間はⅠ4時間で、「すみれ丸」「こはく丸」「むらさき丸」「こばると丸」「あいぼりー丸」などが3000トンクラスで、その前は2000トン級の「るり丸」が20時間を掛けて松山、高松などに立ち寄って結んでいた。

その全てに乗船した体験があるが、振り返れば瀬戸内海を昼に航行する便は人気が高く、明石大橋や瀬戸大橋もなかった時代であるので懐かしい。

今日の写真は元「くれない丸」のロイヤルウィングを。
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