2016-01-01

目の毒だけど  NO 4422

函館空港にてシーンの会長のブログを更新。友人が高速道路で居眠り運転から大事故を起こしたが、奇跡的に怪我もしなかったという出来事に触れておいた。3時間以上も通行止めになった大事故だったので驚いたが、その事故を起こした状態の車の写真を見せて貰った時、私の前に立っている彼が幽霊ではないかと思ったほどの凄まじい損傷が確認出来たの衝撃だった。

居眠り運転は誰にでも危険性のある大問題である。そんな時はサービスエリアで仮眠するしか方法はないので気を付けよう。

さて、今日元日のBS放送で長時間「孤独のグルメ」を放送していた。随分昔から深夜に放送されていたのを偶然に観てから興味を抱いたが、その後少しだけ放送時間が早くなってチャンネルを合わせるようにしていた。

主演されているのは俳優の「松重豊さん」だが、主人公の「井之頭五郎」が立ち寄った飲食店で只管食べるだけのストーリーだが、中々構成が面白くてつい引き込まれてしまうのである。

この番組企画はフジテレビに持ち込まれたそうだが、一蹴されてテレビ東京になった経緯があると知ったが、フジテレビの窓口の担当者が社内で忸怩されていると想像する。

原作の書籍は外国でも翻訳されているそうだが、台湾では「孤独的美食家」となっていて原作者が強い抵抗感を覚えていたら、テレビでドラマ化されたら「美食不孤単」と変更され、「美味しいものがあれば孤独ではない」という意味になり、その方がよいタイトルだと賛同されていたみたいである。

町の何処でも見掛ける飲食店の店内で主人公が「独り言」みたいな呟きをするのもこの番組の構成の特徴だが、その背景にはしっかりと計算されたプロデューサーの総合企画が見事だと拍手を贈りたくなる出来栄えである。

深夜にこんな内容の番組を観たら冷蔵庫を開けて夜食を食べたくなってしまうが、お茶だけにしていた苦労もあったことを正直に書いておこう。

医師の指導で一滴のアルコールも禁じられた生活だし、大好物だった野菜の天ぷらや串カツも避けなければならないので寂しいが、3回も同じ症状から絶食を強いられた入院体験があるのでもうあの痛みだけは体験したくないとセーブしている最近である。

そんな立場の人間がこの番組を観ることはそれこそ「眼の毒」となる訳だが、逆に食べられないから観ることで楽しむ行動になっているとも言えるだろう。

前号で旅館の部屋食の夕食は避けてバイキング形式を選択しなければと書いていたが、旅館での朝食はバイキングでない方が健康食であることは確か。3年間毎年秋に訪れた函館の湯の川温泉「竹葉新葉亭」の朝食が素晴らしかった。これこそ和風旅館だという内容だった。

今日のニュースの中に朝食無料というビジネスホテルが増えているというのがあった。ただ食事というものではなく内容の充実で競争が始まっているそうだ。無料と言っても宿泊料金の中に含まれているということになるが、出張のサラリーマンにとって朝食の充実は歓迎されることであろう。

今日の写真は搭乗する飛行機が函館空港に到着した時の1枚。この日は爆弾低気圧で強風が吹き荒れ欠航を覚悟していたら2時間ほど遅れて出発出来たが、離陸してから水平飛行に入るまでの揺れは半端じゃなく、降ろしてくれと叫びたい心境だった。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
携帯で下のQRコードをスキャンするか
 または
携帯に下のURLを直接入力します。
URL http://m.hitorigoto.net