2015-11-07

弘法も筆の誤り?  NO 4365

ミスパンフ左足が弱って来ている。駅の階段を上がる時は何とかなるが、降りる時が大変になっている。また目の調子がいよいよ悪くなり、擦れ違った方から声を掛けられても何方かが分からないので困ってしまう。

大病を患った際の後遺症は手の指にも影響が及び、駅の券売機のボタンを押す際に別のボタンを押してしまうので大変である。

そんなことからリハビリを兼ねてパソコンを打ち込んでいるが、文字と文字の間を押さえてしまったり、隣の文字を押さえてしまうことが多いので削除する作業が増え、コラム1本を完成さすのに随分と時間を要することになっている。

そんな状態で「まぐまぐブログ」「各駅停車」「会長のコラム」にこの「独り言」を更新しなければならないのでいよいよ苦労を強いられている。

そういう事情で誤字脱字、変換ミスが多いのでご海容を願いたいが、こんな業界でこんなミスをというのを発見したので紹介しよう。

数日前、駅の構内で自由に持ち帰りが出来る旅行パンフのコーナーがあり、そこにあったJTBの「2016年4月~9月」の先行発表ヨーロッパというのを持ち帰って開いてみたら、信じられないミスが目に留まった。

それは写真で掲載したようにびっくりするような打ち込みミス。「90000円」とするべきところを一ケタ「0」が多くなって「900000万円」となっていたからだ。

行先はポルトガル世界遺産ハイライト8日間というページだが、「ビジネスクラス」の追加金が出発日によって異なり「25万円」「32万円」「38万円」なのに、プレミアムエコノミー追加金が「90万円」「12万円」「14万円」「20万円」となっているので「9万円」の間違いだろう。

それが誤りというのは他のページのコースを見たら歴然で、きっと上司から叱責されていると想像するが、気付く人は少ないかもしれない。

株式の売買で桁を誤って打ってしまって大変なことになったニュースもあったが、航空会社のHPの予約ページで販売価格の桁を間違ったケースが何度か起きているが、冗談みたいな金額で予約した人達にそのまま対応したケースも報道されていたことがあった。

誤字脱字なら恥ずかしいだけで済むかもしれないが、金額の桁を間違って表記してしまうと大変なことになる。

過去に伊豆半島の観光組合のホテル、旅館の紹介ページに利用価格の表記も紹介されていたが、あるホテルの金額で「素泊まり150000円」とあったので考えられなかった、そのホテルの公式HPを確認したら、それは「15000円」だったので組合のHPの責任者が間違って打ち込んでしまったのだろう。

しかし、問題はそのまま3年以上放置されていたことである。きっとそのページからそのホテルへ予約した人はいないと想像するが、こんな信じられないミスが発生するのが人間社会かもしれない。

今日の写真はJTBのパンフのミスの部分を。「満足が見える旅へ」と書かれたキャッチコピーを虚しく感じてしまった。
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