2012-04-03

荒天を前に  NO 2890


 日付が変わってしまったが、銭湯に行ったら友人である割烹のオヤジに会い、いつもお世話になっている医院の先生にも会った。

 私を含めて3人には共通するところがある。体重を減らすことに努力しているのだがどうにもならず、互いの体型に自身を重ねて嘆き合っている。

 月曜日は「源ヶ橋温泉」は定休日。今日行ったのは「南生野温泉」だが、西館でお通夜が行われている時はお客様と顔を合わせることが多いので神経を遣う。

 ずっと西館の葬儀が続いていた。同じご宗派なので不思議なこと。前にも書いた現象がまたも起きたのでご仏縁の意味を改めて考える。

 明日と言っても火曜日になるが、低気圧の影響で全国で荒れ模様の天気だそう。我が大阪でも台風並みの風雨が予想されるそうで大変だが、被災されることがないよう手を合わす。

  日曜日の夜11時過ぎのこと、テレビの画面に緊急地震情報が出て「間もなく強い揺れが」とアナウンスがあったので緊張した。しばらくして震源地が福島県と いうことが伝えられたが、孫達の在住する地でも震度4か3はあっただろう。あの大地震の余震と発表されていたが、いつになったら治まるのだろうかと不安に なる。

 政府が発表した南海地震関係の津波予想に衝撃を受けた。震度7の地域に襲って来る津波の高さが34メートルと言うのだから驚きだ。揺れが来てから2分後ぐらいに1メートルぐらいの津波があり、それから時間が経ってから本物の大きな津波が襲来するそうなので気を付けたい。

 静岡県の御前崎にある「浜岡原発」も問題になっていた。18メートルの防潮堤を建設中だそうだが、想定される大地震の津波の高さは21メートルもの数字。それは誰もが考えなかったレベルで新たな対策を余儀なくされるだろう。

 水や食品に関する放射能数値が厳しくなったが、この1年に消費したものはどうだったのだろうかと疑問を感じる。また、一部の村で避難解除されたニュースもあったが、喜ばれる裏側に本当に危険はないのかと心配する。

 世間には、政府や東電の発表を信じない声も多く、私がこの世を去ってから数年経った頃、政府を被告とする訴訟が山ほど起きているような気がしてならない昨今である。

 国会の質疑の最中、枝野大臣が切れたみたいで、質問者に野次的な発言をして議長から退席を命じられていた出来事もあったが、彼が官房長官の時の「直ちに」という一連の発言も物議となり、将来の訴訟の被告となるパーセンテージが高いと予想する。

  久し振りに北朝鮮のことに触れるが、テレビの討論会番組の中で、打ち上げるというロケットに関して「行き先が安心出来ないから心配だ」という意見に「?」 を抱いてしまった。解説によると、技術が高くないから何処へ向かうか分からないから怖いそうで、迎撃ミサイルは首都圏にも配備され、イージス艦が日本海に も向かっていると言うのだから別の恐怖感を感じてしまう。

 今回の打ち上げ費用で、どれだけの国民に食を与えることが出来るのかを考えたらあまりにも勿体ない話。トップや軍隊の威厳や存在から打ち上げるとしたら愚の骨頂。いつまで経っても地球上から争いは消えないようで残念である。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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