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2005-08-06

メンバーとの交流で?  NO 1233


 午後に突然の雷鳴、久し振り耳にした大きさでびっくり。来客中だったのに思わず<交通事故!?>と発言したら「雷ですよ」と苦笑された。

 最近の天候は不順、酷暑の中で喘ぎながら歩いていて突然の雨にも遭ったが、その後が涼しくなるので助かることは事実。しかし、仕事が大変になるのは当たり前。スタッフ達が苦労している。明日は限られた時間での設営があるが、どうやらその時間帯に雷雨予報が。

 社内で洋室以外に2部屋の和室のスタッフルームがあるが、ふと覗いたら菓子箱やケーキなどが山積み。事情を確認したら頂き物。そのすべてが満中陰法要の片付けに伺った際に頂戴したものであった。

 葬儀を担当させていただいてから七日毎に行われる法要、毎回お花を持参して配達するスタッフ達。法的な事後処理についての質問も多く、3日毎に郵送している10通の手紙との相乗効果が生まれコミュニケーションづくりに役立っている。

 葬儀は終わってからが大変、毎週の法要があるし法的な事後処理などもしなければならない。保険、年金の手続きから名義書換や相続まで、悲しみの遺族に課せられた様々な行動が山ほど残るが、これらの説明書として一冊の本にまとめても誰も読む気になれない環境がある。

 そこで必要なことだけを抜粋して10通の手紙に託して送る訳だが、アフターサービスとして高い評価を頂戴している。

 そこからご遺族の様子についての情報が伝えられて来るが、家族がある日突然に遺族になった瞬間から生まれる悲嘆心情の軽減は簡単ではなく、そこに協会の研修会で学んだことが大いに役立っている。

 そんなテーマで全国から集まり話し合うなんてビジネス的にはおかしな団体組織だが、研鑽を始めたらどんどんのめり込んでいくのだから興味深い問題。こんな「オタク」なら間違いなく歓迎されるだろう。

 学んで実践することは簡単ではない。メンバー専用掲示板の過去ログを開けたら一目瞭然だが、みんなが悩んで学習した。そんな過程の集大成が日本トータライフ協会のHPだが、今や多くの同業者が訪問され意識改革につながったというケースが増えてきた。

 今日も数社の方が来社された。過去の講演やセミナーのテープで勉強されたそうだが、その時点で私が止まっていると思っているのが面白い。10年先の予見をして何度も嘲笑を受けた歴史もあるが、それらがすべてそんな時代になったのだから話題を呼ぶのだろう。

 そこで、また10年後の予見をして驚かせるのが楽しい仕事。だが、嘲笑されることがなくなったのがちょっと淋しいこの頃だ。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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