2024-01-03

余震よ治まれ  NO 10078

NO 10078
お気に入りの旅館「雲仙宮崎旅館」から年賀状が届き、リニューアルした建物がグッドデザイン賞を受賞されたとあった。

妻と2回行きお気に入りとなったが、3回目に行こうと思って予約の電話を入れたら「耐震工事で休館します」ということで、3年間要して完全に立て替えてしまった。

昨年の春に完成したので友人と九州の友人夫妻を誘って行ったが、エレベーターの中で耐震の話題を出したら、案内くださっていた仲居さんが「震度8でも大丈夫ですから」と言われたので安ど感を抱いた。

年賀状には様々な特典が紹介されたリピーターへのDMとなっていたが、妻を連れて行ってやることが出来ないので残念な思い。

銭湯に行って来た。過日に行った際のお気に入りの湯は「ドクダミ」で「イチョウ葉「琵琶葉」「クマザサエキス」などが入った茶色の湯だったが、今日は伝統の薬湯で「紫根」で紫色の湯だった。

銭湯は滑って転倒する危険性が高く、歩いて移動するのに神経を使って動くので大変だが、骨折したり、頭部を強打して「脳挫傷」「や「クモ膜下出血」にでもなったら最悪だ。

顔馴染みの常連さんの顔もおられたが、妻が年末の亡くなったこともご存じのようで、新年の挨拶をされる方は少なく、慰めの言葉や私の身体を厭う優しい言葉が多かった。

帰りの際に番台に女将さんの妹さんがおられたので、お供えをいただいていたのでお礼を伝えて来た。

明日は今年初めてのヘルパーさんの来宅日で、買い物、掃除、洗濯をして貰うことになるが、大晦日の買って来て貰っていたりんごジュースも少なくなってきたのでお願いしたい。

私が「りんごジュース」を好きになったのは、膵炎で入院していた時の病院食で、11日間絶食で「明日の昼食から食事が出ます」と言われて期待したら米粒の一つも入っていないおかゆに具の一切入っていない味噌汁で衝撃を受けたが、添えられていたりんごジュースのパックが最高に美味しかったので退院してからずっと続けている。

最近、缶ビールのCMが多い。膵炎で3回も入院している私は、3回目の入院の原因がノンアルコール野ビールをコップ一杯飲んだだけで症状が出てしまい、赤十字病院の主治医から「車の運転には差し支えませんがあなたの病気には差し支えます」と言われたことを忘れられず、それからアルコールを一切飲んでいない。

風呂上がりのコップ一杯のビール。晩秋の湯豆腐料理で熱燗の日本湯の味も知っているので、病気になったことを後悔しているが、この病気になった第一原因は「紅生姜」の「てんぷら」だった。

近所にオープンした串カツ店や阿倍野の居酒屋「ざこば」に行って大好物だったそれを食べたてビールを飲んだことが引き金になり、3階も入院する羽目になったが、4回目には絶対ならないようにとセーブしている。

長い人生で葬儀の仕事をしてきたが、葬儀の目的は基本的に三つあり、「ご遺体の解決」「宗教的解決」「社会的解決」となるが、この社会的解決の部分がコロナ禍による「家族葬」の流行で、大きく変わってしまったことも寂しい。

妻の葬儀は家族葬にはしなかったので多くの参列者が来てくださったが、「このように妻がこの世を出立した」という告知公開は重要で、それをしなかったら「後悔」することになる。

人生の4大衝撃は「一位に夫婦間における子供の死」「2位に伴侶の死」「3位に身近な人の死」であり、ここに、おやや兄弟、特別な友人達の死ということになり、「4位に一親等の刑の確定」となっている。
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