2017-11-23
終焉までに NO 8037
朝から体調に異変を感じた、来月早々に予約を入れているMRIとCT検査の結果に期待しよう。
目が不自由になっているし歩行も簡単ではなくなりつつある。そんな状況の中、妻から「歩かないと昼食も出来ないよ」と言われ、天王寺駅まで歩いたらお気に入りのパスタの店へ行くことになった。
天王寺駅の中二階にある「パスタ・で・パスタ」という店だが、12時を過ぎて到着したらもう10人以上の人達が名前と人数を書き込んで廊下の向かい側にある椅子席に座って並んでいる。
食事するのに並ぶというのは抵抗感があるが、この店の「ハンプキン・スープ」は絶品で、その食感を思い浮かべて待つことにした。
幼い子供連れのママ友達も数組あったが、約10分の待ち時間で入店することが出来、オーダーが済むと短時間でテーブルに運ばれて来たので待ってよかったと思った。
さて、この世を出立される方々の大半が病室の天井を見ながら終焉を迎えるが、看取られたご家族の体験の言葉を拝聴するとご本人のお心残りや後悔されることのダントツが「旅行に行きたかった」で、駅の構内に置かれている旅行のパンフレットを集めた物を病室で見ていたという話も多かった。
何回も入院体験のある私だが、行きたい所を選択しながら行程を考えることもこの世に在住出来るための「たい」という欲望になると考えている。
欲望が失せれば「あの世に逝きたい」となってしまうので、次々に行きたい所を思い浮かべるようにしている。
今日もパスタを食べながら「指宿の砂蒸し風呂」「熊本の平山温泉」「島原半島の雲仙温泉」四国の「道後温泉新館」「祖谷温泉」山陰の「湯村温泉」「城崎温泉」北陸の「山中温泉」
群馬県の「草津温泉」「伊香保温泉」「磯部温泉」、長野県の「山田温泉」「野沢温泉」「扉温泉」、伊豆半島の「修善寺温泉」、栃木県の「鬼怒川温泉」、東北にある「秋保温泉」「東山温泉」「飯坂温泉」「酸ヶ湯温泉」、北海道の「稚内」「知床」「美瑛」「江差」「ニセコ」「川湯温泉」などが話題となった。
それらの中には夫婦で訪れたことのあるところもあるが、講演で訪れて一人で宿泊したところもあるので懐かしい。
これまでに行ったところでもう一度行ってみたいと思っている中に鹿児島県の霧島温泉がある。霧島ホテルの大浴場とレストラン「杉パレス」は強烈な印象として残っている。
また、夫婦で立ち寄ったことのある別府鉄輪の「神和苑」も新しく建て替えらえたそうなので行ってみたいと思っている。
過去に利用した部屋の庭にあった露天風呂が時間によって自然に色が変化し、美しいブルーだったことを思い出す。
壱岐や対馬,隠岐にも行ったことがない。また佐渡島もまだだ。考えてみれば行ってない所がいっぱいある。
今日の写真は佐賀県の武雄温泉の楼門を。