2017-11-20

振り返って NO 8034

大牟田 一歩来年の1月を迎えると大病の様々な兆候を感じ始めてから10年を迎える、2月に発病して予想もしなかった体験となったが、深まる秋から初冬を迎えるこの時期に友人達と九州旅行をしていたことを思い出す。

ゴルフをしようと私は車で行っており、友人達がやって来る熊本空港へ行った。

1日目は熊本の友人がメンバーとなっている小岱山のゴルフ場でラウンド。荒尾のグリーンランドにあるホテル「ウェルデ」に宿泊。夕食はお気に入りの大牟田駅近くの「一歩」で過ごしたが、今でもその店舗のことが話題になり、「もう一度行きたい」という会話になっている。

2日目のラウンドは阿蘇の近くにある「大津カントリー倶楽部」だったが、フラットで雄大なコースで印象に残っている。

ラウンドを終えて九州組の友人達と分かれ、大阪組の我々は何処かで宿泊することにしたが、内牧温泉、黒川温泉、宝仙寺温泉などが候補に挙がったが最終的に決まったのが杖立温泉の「ひぜんや」で、到着した時はすでに陽が落ちて真っ暗だった。

この旅館は面白かった。熊本県と大分県の県境が廊下に線で表示されていたからで、川沿いにある露天風呂も中々のものだった。

次の日、朝食を済ませて駐車場に行くと周囲の景色にびっくり。川沿いに建つ旅館の建物の反対側は険しい崖が迫っており、大雨でも降ったら大変と早々に出発したことを憶えている。

「山なみハイウェイ」を走行して別府に向かったが、途中で観光スポットとなっている九重の吊り橋に立ち寄ってソフトクリームを食べた。

別府から小倉を九州自動車道で関門海峡を渡り、山口ジャンクションから中国道で大阪に戻ったが、自宅に着いたのは日付が変わる前だった。

さて、山口県に湯田温泉があるが、九州を何度も車で往復したことがあるので往路や帰路で立ち寄ったことが何度かある、大阪から約500キロの距離。「西の雅常盤」「かめ福」「松田屋」などを利用したが、松田屋は維新の志士達が利用していた歴史もあり、「維新の湯」という名称の浴場もあり、何度か入ったことがある。
「西の雅常盤」は「女将劇場」が知られているが、女将ももう70歳を超えている筈だ。初めて利用した際に舞妓さん姿の女性が2人いたのを憶えている。あれから20数年の月日が流れたが、その後は専ら「松田家」を利用している。

最近の観光地の旅館やホテルにはユニークな拘りを謳っている所が増えた。大都会の喧騒から離れてごゆっくりというコンセプトでテレビや電話がなく、時計もツインベッドのテーブルある目覚ましだけということもあった。

枕を10種類も選べるホテルを体験したが、別の枕の方がなんて思って気になったことも確かであった。

ホテルも「南仏風」「スペイン風」「地中海風」「英国風」「アジア風」「南国風」などをコンセプトに打ち出しているケースも増えたが、そんなホテルを利用した際におかしな体験があったことを思い出した。

それはHPを開けながら予約電話をしたものだが、「土曜日は生憎満室でございまして」と言われ、土曜日ではなく日曜日だと伝えると空室がありますと進んだのだが、宿泊料金が土曜日料金扱いになって不思議に思った。HPには日曜日は平日と同料金になっていたのでチェックアウトでどうするのかと思っていたら土曜日料金のままで、黙って支払って来たが、二度と利用することはないだろう。

今日の写真は十数回利用したことのある大牟田駅近くにある割烹「一歩」を。
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