2017-10-15

北の国へ  NO 8003

新千歳空港国内線ターミナル全国各地に友人や知人が存在して人生の出会いに手を合わせている。この「独り言」を通じて私の体調のことを心配してくれるメールが届いている。

「いい温泉がありますから来ませんか」というお誘いもあるので嬉しいが、眼が不自由になりつつあり歩行に差し支える兆候もあって<見える内に><動ける内に>と焦燥感もある。

フラフラ感も強くなって来ているし、両足の膝から下に違和感があり、脹脛を水が流れている感じがするので困っている。

温泉に入ったり足湯に入ると至福の時間だが、旅行で宿泊するホテルや旅館もバリアフリー対応で部屋に露天風呂があるところ和探すことになる。

部屋風呂には温泉でない湯があるところもあるが、そんなところは「大浴場にどうぞ」という姿勢のようだ。

北海道に行く予定があるが、札幌で食事をと約束している人物からメールがあった。北海道は冷え込みが厳しいそうで、ストーブが不可欠だそうだし、十分に着込んで来てくださいと書かれていた。

何度か北海道に行ったことがあるが、千歳空港で降機して通路を歩いていると随分と気温が下がっていると気付くことも多かった。

新千歳空港駅から「快速 エアポート」を利用するが、「Uシート」という指定席の予約をしたいが、飛行機の遅れも考えられるので千歳空港で1時間程度の余裕を考慮、時間があれば札幌ラーメンで食べようと思っている。

数年前、北海道に行く前に孫から買って来て欲しい物があると電話があって、それが「マリモ」だったのでびっくりした想い出がある。空港へ迎えに来てくれていた友人にその旨を伝えたらショップのスタッフに確認してくれ、販売しているコーナーを教えてくれた。

阿寒湖に存在して天然記念物なので絶対に無理と思っていたら、「阿寒湖産」ではない地の「マリモ」が販売され、「マリモの餌」まであったので驚き、購入した物を宅配で送ったことも懐かしい。

北海道と孫の話題が出たところで忘れられない出来事を思い出した。それは孫達が大好きな「ジャガポックル」で、搭乗時間が迫っていたので販売店で6箱購入して帰阪してから送ろうとしたものだった。

全日空のスーパーシートの席で上部の棚に入れて伊丹空港へ到着。手提げ袋の「ジャガポックル」6箱を手にの預けた荷物の出て来るターンテーブルまで行ったら、すぐにバッグが出て来て手にして出ようとしたら、手提げの紙袋からポタポタと水が落ちているのが目に留まり、箱を取り出して確認したらボトボトの状態。

何が起きたのかは分からず。取り敢えず近くにいた女性のスタッフに伝えたら、彼女はトランシーバーで客室乗務員とやりとりを始めた。

「高度によって結露が発生することもありますが、機長に確認すると今日の高度では問題ない筈」と言われた。しかしなぜこんな状態になったかは不明である。

しばらくすると客室乗務員から「棚に水が溜まっていました」と連絡があった。千歳で搭乗客を機内へ案内する前に機内の全てを確認しているので水が溜まっていたことは考えられないということで、可能性として考えられるのは同じ棚に荷物を入れていた乗客で、隣席の男性の存在だった。

しばらくすると構内放送で千歳空港から到着の乗客名が流れ、カウンターの係員へと進んだ、その乗客はまだ構内にいたみたいですぐに名乗り出てくれた。やがて判明したことはその乗客が海鮮の土産物の氷が融けたということだったが、女性スタッフの言葉にびっくりした。なぜなら乗客同士で話し合いをと言ったからで、それはおかしいと上司の人を呼びなさいと伝えたら、しばらくすると上司という女性がやって来た。

事情の流れを話すと航空会社側の責任で対応ということになったが、「どのように?」と聞かれたので濡れた品物を渡すから千歳空港で新しい物を購入して送ってくれたらよいと伝えた。

その二日後、品物が贈られて来た。ケース箱の中に手紙が入っていた、それは今でも私の机の引き出しに入っているが、如何にも事務的で冷たい内容の文章で衝撃を受けた。

謝罪とは誠心誠意の姿勢がなければ通じない。危機管理に疎い会社だと感じた出来事だった。

今日の写真は新千歳空港内の光景。
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