市内を回るには、経費が掛かるがタクシーが便利。駐車場を探す時間が必要ないし、運転手さんの話題に耳を傾けるのも楽しみのひとつ。

　ホテルには駐車場があるが、駐車券という存在が面倒だし料金支払機との冷たいやりとりも嫌い。中には左ハンドル車対応のないところもあり不便である。

　九州生まれ、福井県生まれ、和歌山県生まれの３人の運転手さんと出会ったが、福井県出身の方の話しが勉強になった。

　話題の中心は雪国、私が過去に宿泊したことのある敦賀「トンネル温泉」も登場して盛り上がり、スタッドレスタイヤの盲点について教えて貰った。

　自分の車が「雪用タイヤを装着」しているからと、勝手な思い込みをすると恐ろしい。信号でブレーキを掛けて停車する際、後続車がノーマルタイヤだったら追突される危険性がある。前の車が雪用タイヤであることを知らず、制動距離が異なってくるからだ。

　 車内で新聞を読むとＪＲ西日本のミスが多い。ブレーキの掛け遅れで所定位置のオーバーや、反対側の扉を開けてしまったというのもあったし、特急列車の増結 で連結に不具合が生じ、３両を残さざるを得ず、指定券を持っていたお客さん１５０人が立ったままで目的地に向かったそう。

「世の中、何もかも急ぎ過ぎですよ」と高齢の運転手さんの意見、＜確かにそうだ＞と相槌を打ってきた。

　午後は予定外に「司会を」と頼まれて式場へ出掛け、ついでに「火葬場まで」と言われて行って来たが、研修目的で女性スタッフを伴った。

　帰社したらホールでコンサートの準備中。明日は「琴」のコンサート。是非「シーン」ならではの「生」の音色を聴いていただきたいとセッティングを模索した。

　昨夜遅くに友人から呼び出し、数百人の社員を有する企業のオーナーだが、社員教育の相談に乗ることに。

「社会貢献をやっているか？」と質問があった。透かさずコンサートなどのイベントについて語り、明後日の女子国際マラソンでのホール開放を教えたら驚いていたが、この「独り言」を訪問していないみたいで謝っていた。

　明日のコンサートは、来場くださるお客さんの「えにし」から実現したもの。まさかこんな大層になるとは思わなかったと言えば叱られるが、間違いなく素晴らしい「ひととき」が生まれると確信している。

　夜に出席した地域の役員会、そこで女性役員さん達から「どうして？」と嘆かれた。コンサートと女性会の新年会が重なっていて困ったことに。

　永年会長を務められた人物が勇退される。そこで「ご苦労様の会」開催が決定し、会場は弊社のホールということに。女性の皆さんには、その際のカラオケセッティングでお許し願おうと提案した。

　終わってからの帰宅途中、「あなたも歌うのよ。弾き語りが絶対条件」という声が。また練習を始めなければならないみたい。

　 そうそう、今日の結びに「出たとこ勝＠負ログ」さんのＩＴ技術に改めて驚嘆したことに触れておこう。ないものを「かたち」にというＨＰの制作技術、その作 品の一部を拝見させていただき高レベルなセンスに思わず拍手。世の中には「別格」と称される人物がおられることを再認識。恐れ入りましたと手を合わせた。