2008-03-11
大成功を願って NO 2148
式場での静かなご葬儀、ご遺族がご持参されたCDの曲が流れている。今日の私の担当は喪主様達を伴ったご導師へのご挨拶、それに「お別れのひととき」でお柩を閉じる瞬間からご出棺までだった。
火葬場が遠方、お帰りになってからの御斎」も弊社の式場。皆様のお食事が始まってしばらくした頃、打ち合わせに大阪へやって来られた九州の社長が到着。2 階の部屋で互いの意見を交わして式次第の基本部分を決定。ちょっと例のない提案だが意見が一致、5名の予定がある弔辞も何とかなるだろうとなった。
細部は今後の数日で詰めるが、基本さえ決まればシナリオを描いて本番モードに切り替えて行くだけ。その途中でホール空間を思い浮かべながらキャスティングを考える。
社長から「問題が」と発言が。日程が春休みの間で予定していたホテルの部屋がいっぱいだそう。スイートまで満室でと申し訳なさそうだったが、「お気遣いなく、別のホテルでも結構です」と返したら、特別に頼んで何とか確保できたそう。
さて、12日を迎えるが、この日に私の大切な友人の奥さんが手術を受ける。大成功を祈って手を合わせているが、退院してから一緒にゴルフに行くことを楽しみにしている。
私は、失礼な表現だが、彼女に対して「キャディさん」という愛称で呼んでいる。セルフでラウンドをする際、彼女の配慮はプロのキャディさん以上だからそう呼び、それは「敬意」を重ねてきたという「経緯」があるからだ。
いつもカートのリモコンを担当してくれ、グリーン周りに行けばいつの間にか全員のパターを持ってきてくれている。コンペの会食の際でも細やかなハートを感 じる配慮が彼女ならではのもの。ご夫婦共、私の妻と同郷というところからも交友が深く、互いの目標は「取り敢えず70歳にラウンド出来るように元気で」と なっている。
ご主人は、私がゴルフをやるきっかけをつくってくれた人物。地域でゴルフと言えば名前が出てくるぐらいの実力者。何より取 り組まれる姿勢が素晴らしく、ゴルフを愛されるご夫婦として誰もが認める人格者。彼の影響を大きく受けた私、いつも勝てないが、よきライバルとして「向 上」の支えとしてきた歴史がある。
どうか、手術が大成功で、早くゴルフが出来る日の迎えられますように!と合掌を。
そんな思いを託しながら、今日は、所用があって2回出掛けた阿倍野の近鉄百貨店行きで、一往復は電車に乗らず歩いてきた。