2008-06-30

自分を棚に上げ?  NO 2238 


 誤字脱字がいっぱいあり、その上におかしな日本語のオンパレードであるこの「独り言」だが、テレビやラジオから流れるおかしな言葉に対して衝動的に「書いてしまう」という悪い性分が出てくるのである。

  女子プロゴルフの中継を観ていた。進行担当のアナウンサーと解説者の会話に<!?>というのがあった。「このホールは難易度が高いですね」とはどういうこ となのだろうか。難しいホールだから難度が高いと伝えたいのだろうが、難易度に<?>を感じる方が少なくないと想像する。

 もう一つ<あ れっ!?>と感じた言葉があった。それは、最終組が17番の「パー3」のティーショットを終えた際のアナウンサーの発言で「このホールには、ホールインワ ンに対して200万円の賞金が予定されていましたが、該当者がいないということになりました」ということだった。

この場合、開催前から決定されていたことなのだから「予定」とはおかしな表現、同じ言葉が「パー5」でのイーグル達成20万円にも使用されていたが、毎回のトーナメントで耳にする言葉でもある。

  優勝したのは若い有村プロ。彼女は前週に行われたトーナメントで獲得した50数万円の賞金全額を地震の被災者向けに寄贈されており、そんな美しい善意に対 し、神仏が勝利の女神を守護霊としてフォローされたように思えるゲーム内容で、悪い意味でない不思議な感じを抱くことになった。

 不動プロ、大山プロなど一流選手を抑えた見事な優勝だったが、ボギーを叩かなかったことが勝利の大きな要因、間違いなくこれから活躍すると期待する。

  ゴルフとは如何にミスをしないかというスポーツ。昔、テレビのゴルフ番組の中で「たら・ればショット」という面白い企画があったが、18ぐらいのハンデの 人でも、ラウンド後に振り返って「あのOBがなかったら」「あそこでスリーパットをしていなかったら」「セカンドで一番手大きめのクラブで打っていたら」 なんて計算すれば、数字上ではすぐにシングル級の成績となる筈だ。

 アメリカの女子オープンで上田桃子プロが頑張っている。3日目を終えて9位ということだった。最終日の素晴らしいラウンドを願っている。

 さて、今日の結びはニュースで観た相撲の時津風部屋の法要のこと。月日が流れ、若者の不幸から一周忌、土俵に向かって献花台が置かれ、3名のお寺さんの姿が映っていたが、親方が捧げた献花が逆で残念な思いが。

  ここまで書いてテレビのニュースに。その中に中国の「偽装」の関するマンガチックな事件が出ていた。山間部で撮影されたという虎の写真だが、賞金目当てに カレンダーの虎の写真を切り取って森の茂みの中で撮影したもの。それがばれて詐欺罪で逮捕され、審査に携わった10数名の役人も免職されたというものだっ た。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
携帯で下のQRコードをスキャンするか
 または
携帯に下のURLを直接入力します。
URL http://m.hitorigoto.net