2008-06-16

余震よ治まって!  NO 2226


 東北での大きな地震、まだ余震が続いているようで恐ろしい。救出に出動される人達の二次災害の危険性が何より問題、早く落ち着いてくれることを願って手を合わそう。

  人の運命は本当に分からない。奥地にある温泉旅館の被害者の中に2人のお客さんがいた。一人は鉄道博物館の男性学芸員の方、もう一人は地域を活性させるプ ランナーとして活躍されたアドバイザーの女性。どちらも地域の町興しの企画会議で来られていたようであまりにも気の毒な遭遇となった。

 東北の奥地には温泉が多く、所謂「通」と呼ばれる人達が行かれる宝庫とも言われているが、土砂崩れ程度ではない山が崩壊した映像には中国の地震を思わせるほどだった。

 川やダムへ釣りに出掛けた人の行方不明もあり、一方で海岸の岩場で落石よって被害者となった人もおられたし、山菜採りに出掛けたまま帰らないというご夫婦もあった。

 山間部の曲がりくねった道路の崩壊を見ると衝撃的な現実、誰もが何時被害に遭遇するか分からないと考えれば恐ろしくて走れなくなってしまうだろう。

 寿命とは、そんな災害の被害だけとも言えないこともある。これまでに担当させていただいたご葬儀にあって、山間部の温泉地で急病になられ、病院に到着される前に亡くなられてしまったというケースも少なくなかった。

 救急車がやって来るのに30分も掛かれば往復だけでも1時間を要する。これでは脳疾患や心疾患などの急性なものは救命措置にまで至らず、そのまま想像もしなかった無言のご帰宅となってしまうのだ。

 それらは、山奥の不便なゴルフ場だって考えられること。過去にゴルフ場で亡くなられた方のご葬儀を10名様以上は担当申し上げている。

 ゴルフ場のケースでは、朝の一番のティーショットとグリーン上のパターが引き金となるケースが多いよう。どちらも血圧が上がるからで、循環器系統に急性疾患が発生するのである。

  今日の夕方、サントリーレディースの中継を観ていたが、上がり3ホールの大山プロ、上田プロ、横峯プロのパターを見て方も血圧が上がった。最終ホールで大 山プロのパットが非情な結果となったが、優勝した上田桃子プロには幸運の女神がバックアップしたのだろう。終盤で互いが同じようにボギー、バーディーとい う展開もあり、観るほうには面白いトーナメントとなっていた。

 このコース、先月末の貸切コンペでラウンドしたが、私の組に付いてくれたキャディさんが「プロの誰かのバッグを担ぐ」と仰っていたので興味があり、画面のハウスキャディーさん達の姿を確認していたが発見出来ず、もっと早い組で終わっていたのかもしれない。

 それにしても上田桃子プロは強かった。アメリカで遠征での効果があったのかもしれないが、韓国の選手達を抑えて優勝した実力は本物のよう。今後のアメリカでの活躍を期待しよう。
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