2003-12-10

恐縮です。  NO 631

この原稿をタクシーの中で打っている。神戸の三宮から乗った車だが、阪神高速を走行中に書き上げ、何とか日付が変わらない内に発信しなければ。

 ホテルで打ち合わせが終わり、我が協会のメンバーである神戸「株式会社 公詢社」の社長と食事をご一緒し、そのまま上品なお酒処までご相伴に与った。

 社長が伴われた二人の男性社員とも面識があったが、社長が誇る会社の「人『財』」。彼らから阪神淡路大震災のときの体験談を拝聴し、いつまでも悲しみの「語り部」であって欲しいと改めて感じることになった。

 一方で、日々の仕事にあって、若い人たちだけの苦労話も参考になったが、少しお酒の影響からか「偉そうな」ことを言ってしまい反省している。 ・・・若いお二人さん、ごめんなさい。

 上質なお酒タイムを過ごし、心地よい時間が流れ、やがてお開き。 

お店を出て「車を用意してあります」と言われ、<酒気帯び運転?>と思ったら、やはり「命」に携わる仕事のプロ。それは、この車、MKタクシーだった。

 おまけにチケットまで手渡され、過分な接待を受けることになってしまったが、近い内にお返ししなければと思っている。

 社長との会話で、互いが書いているコラムのことが持ち上がり、「大変だ。エライことを始めてしまった。魘されるよな」で共通した。

彼が週に2回発信されているコラム「あるがまま」。これも多くの訪問者があり、今や業界の人気ページ。先日の「号」で、宝塚でのゴルフのことが書いてあった。

彼が「師」と仰ぐ方とのラウンド。キャディさんの採点表がテーマにあったが、これはゴルファーなら必見の話題。その「師」がおっしゃった言葉に感動した。

 「師」と称される人の言葉には「味」があり、それをさりげない行動で示されるところが凄いもの。そんな方と「えにし」に結ばれた社長を羨ましく感じてしまう。

 丁寧な言葉遣いをされるタクシーの運転手さんには気の毒だったが、お断りをして後席のルームランプを点灯し、パソコンを叩いている。

 時速80キロぐらいで走行中、外の夜景がきれいだが、何とか午前0時までに発信したい。

 阪神高速を降り国道を走り出した頃、やっとここまで打ち込んだ。

 エンターボタンを押す前に、車が自宅の近くに停車する。料金が1万円を少し超えている。チケットに書き込んでボタンを押した。

 公詢社さん、大変お世話になり有り難うございました。 ・・・23時56分・・合掌
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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