2014-10-27
?¨Pのこと NO 3994
前号で紹介した函館から発信される水引アートの「清雅舎」のHPだが、今日は製作を担当された人物と推薦文を書いてくれた遠方の2人の女性が来社。寺田町駅近くの店で夕食を共にした。
久し振りに会ったが、6日間入院していた私の身体のことが気掛かりだったようで、想像以上に元気だったので安心してくれたようだ。
当然の話題として「清雅舎」のHPの感想について話し合ったが、完成するまでのご苦労話やイメージが生まれるまでの環境についての話の奥行きが深く、管理人さんの高度なIT技術に3人で賛辞した。
トップページに花びらが散る動画があるが、その花びらそれぞれに社名の文字が入っており、依頼者が拘っておられたという「散華」のイメージを「かたち」とされていることを知った。
「散華」は仏教行儀作法の中で目にすることもあり、導師や副導師が紙の花びらを撒かれる仕種をされるものだが、葬儀の中で行われた場合、お寺様達が退出されたらすぐに踏まれないように片付けるのが我々の仕事となっていた。
そんなことに拘っておられたのは、やはり「法衣」や「法具」の研究ページである「空飛ぶ水冠」のHPが背景にあるからだろうが、その内容についても話題が拡がっていた。
さて、これまでの人生にあって10回も入院体験があり、「大台に乗りましたね」と管理人さから言われたが、共にお会いするご仏縁を頂戴した「李方子さん」の思い出話で懐かしいひととき。我々2人の家に賜った「和」の文字の直筆の書があることを知った。
社会福祉に関係するお立場で語り継がれるご功績を残された晩年だったが、日本にご帰国されている間にご一緒に会食のご仏縁をいただいたことを改めて感謝しながら手を合わせている。
日本の皇室から韓国の皇室へ嫁がれた出来事は知られているが、我々に共通するご仏縁が結ばれていたのがあるご住職の存在。いつもご自身や周囲の人達の健康に気を配ってくださった素晴らしい宗教者だったが、びっくりするほどお早くご遷化されてしまったことが残念である。
このご住職が「李方子さん」のご活動と深い関係があり、そんなところからソウルの名誉市民として称号を授与されていた事実もあるが、何度か東京までご一緒したことがあるので懐かしい限りだ。
今日の写真は「広島 ピピ」の写真館から「しまなみ海道」を。