2015-11-19

ニュース様々  NO 4377

函館ミュージアムから過日のニュースの中に関空快速の勘違い乗車から関西空港へ行くのに和歌山方面へ行ってしまう外国人が多いそうで、ボランティアで片言の英語でアドバイスする地元の人が紹介されていた。

大阪環状線から天王寺を経て走る「関空快速」「紀州路快速」だが、4両ずつ日根野駅で切り離されて運転しているので「紀州路快速」に乗ったままの人は関西空港へ行けないということになる。「特急はるか」は日根野駅から関空側にしか行かないので問題ないが、この快速での勘違いは何とかしなければならないかもしれない。

鉄道は国によってシステムも異なるもの。言葉が理解出来ないし情報誌を見間違ったらそれまで。空港へ行けると思っていたのに全く違うところへ行ってしまったら大変である。
大阪環状線を利用しても15分毎に運転されているこの電車がやって来るが、我々日本人は4両ずつ行先が異なることを電光掲示やアナウンスで理解出来るが、外国人でも英語圏以外の人なら間違う可能性が高いと想像する。

提供する側のマンネリ的発想に思わぬ隙間や落とし穴があることも気を付けなければならない。過日のニュースで滋賀県彦根市の市役所がマイナンバーに関して信じられないミスがあった報道があった。

それは火葬許可証発行を申請に来た葬儀社のスタッフに、許可証と共にまだ配布郵送もされていない住民のマイナンバーを明記したプリントを誤って渡してしまった出来事だった。

葬儀社側からの連絡でミスに気付いて対処したが、この住民に対するマイナンバーは変更するようなことを発表していた。

ここで考えたいことは我々葬儀社が火葬許可証の申請代行に関する問題で、医師が発行した死亡診断書が右半分に書き込まれた死亡届を預かる訳だが、左半分にご家族が書き込まれる記入欄に合わせて「故人情報」「個人情報」がいっぱいある。死因についても業務上で知ったことから秘匿しなければならない義務も生じるだろうが、お預かりする前に「個人情報」についての説明を行い、通過業務みたいな行動をしないように考えたいということである。

ご家族の方が役所に行かれるケースもあり、特に検案書を要するケースでは神経を遣うことも重要である。

喫茶店で新聞を読んでいたら、茶髪と金髪の2人の若い女性が隣席に座った。すぐにタバコを吸い出したので参ったが、幸いにして空気の流れの下ではなかったので助かった。

この2人連れの会話が自然に耳に入って来る。そこで信じられない言葉があり怒りで衝撃を受けた。次のように言ったからだ。

「あなたもね、社会貢献しなければいけないよ。私なんかパチンコに行ったら年金生活をしている爺さん婆さんの横に座って煙草をスパスパするの。病気になって年金が終わる訳でしょう」

こんな言葉を耳にしたら誰もがとんでもない。今日のニュースでも悪い連中が逮捕されていたニュースがあった。医療法人の乗っ取りで、意図的に理事長に就任させていた医師の人物は入院中で、恐らく裏工作をしたようで、その議事録は全て勝手に提出されたもので無効となるが、有印私文書偽造、同じく行使罪で摘発されていた。

犯罪は発覚した時点で取り返しの付かないことに気付くが、それをやってしまうのが人間の性である。法に触れることで前科が付いても何の箔にもならないし、それこそ反省で済まない後悔となるだろう。

岐阜県で18歳の女性が飲酒運転で死亡事故を起こしていた。早朝の出来事だったらしいが、未成年で飲酒運転とは愚かな行為。被害者になった方が余りにもお気の毒である。

ナイジェリアの内戦で11歳と18歳の女の子が自爆テロの加害者となったニュースがあった。戦争と宗教は人を変えると何度も書いたが、その典型的なケースと言える。いよいよ地球上の人間社会がおかしくなって来ているようだ。

今日の写真は函館の縄文ミュージアムで撮影したものを。
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