2015-11-14

信じられない現実  NO 4372

出土品からiパリで衝撃的なテロ事件が起きた。大阪駅で「号外」が配布されていたが、いよいよ恐ろしい社会になっている。


イスラム国が犯行声明を出したニュースもあったが、他人を巻き込んで自爆する行為は宗教独特のものだろう。これまでに何度も書いたが「戦争」と「宗教」は人を変える。イスラムについて少しだけ学ぶだけでも他宗との本義に違いがある事実が理解出来るだろう。自分が加害者になっても被害者のことは考えないという最近の行動は何処かで指導者が間違ってしまったみたいだが、それを受け入れて突っ走る人達がいるので悲惨な事件に発展する。

シリアという国をはじめ中東からアフリカの地には、我々日本人には理解出来ない不幸な現実が続いている。この背景にある宗教の問題は簡単ではない。独裁姿勢のある人物が宗経を利用して煽ることになると多くの悲劇を生む。被害者は子供や女性という弱者である。

最近の現実からすると世界に安全な場所がないことになる。それこそ「今日あること」の幸運に感謝することに気付くだろう。

近々にメールマガジン「まぐまぐブログ」で送信される原稿内容がある。それは精密機械メーカーとして知られる「ミツトヨ」の創業者「沼田恵範氏」が実践行動された崇高な取り組みで、氏が宗教に於ける仏教の素晴らしさを説かれ、世界平和に仏教が何より大切だと提唱されている。

ホテルを利用すると部屋に聖書が置かれていることがあるが、何度か「仏教聖典」という書籍が置かれていたのを目にしたことがある。それこそ氏が組織された団体「仏教伝道協会」が発行している書籍で、当初は220万部、その後は700万部以上が世界中のホテルへプレゼントされているそうである。

フランスのテロの犠牲者は120人以上の死者、200名以上の負傷者があったという報道もあったが、レストラン、カフェ、コンサートホール、サッカー場でこんな事件が起きるとは誰も想像していなかっただろう。犯行に及んだ連中はきっと何度も周到に計画を企て、日時を決めて実行したと想像するが、今でも何処かで別のグループがそんな計画を相談しているかもしれないと考えると恐ろしくなる。

来年は三重県の伊勢賢島でサミットが行われる。世界の要人達を迎える体制も大変だろうが、庶民をターゲットにする危険性もあると考えられる。思想という世界では「何でもあり」ということを忘れてはならないし、常識が全く通じない現実があることも事実である。

日本は平和であり恵まれている。相撲、ゴルフ、野球、ラグビーなどのスポーツニュースも流れている。そんな一面で小学生が大麻という事件も起きている。

ロシアではスポーツの世界にドーピングという問題で激震が起きている。サッカー協会の一連の問題と同じで金が絡んでいるようだ。子供の世界もスポーツの世界も病んだ時代とは寂しいではないか。

今日の写真はご仏縁に結ばれる函館の水引アート「清雅舎」さんの函館便りにも紹介されていた6500年前の物だと言われる出土品。函館郊外の「道の駅」に隣接するにあるミュージアムで撮影したものだが、幼い子供の足型や手形であり、亡くなった時に残されたものというような解説文があった。
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