2016-09-26

旅行の情報から  NO 4987

九年庵喫茶店のモーニングタイムで月に何度か顔を合わす常連客がいるが、彼はいつも私の分の料金を支払ってくれる。

まだ還暦を迎えていない年齢なので私より若いが、昨秋に話した「ジパング倶楽部」の話題から、ご夫婦で「おとなび」のメンバーに入会されており、スマホから予約出来るので便利だし、何度か利用して割引になっているので随分と得をしたことになるのでコーヒー代を払ってくれるのである。

「ジパング倶楽部」の月刊誌と「おとなび」の月刊誌は同封郵送物として届くが、両者を開けて読んでいると年中旅行に行きたくなってしまう。

「おとなび」の月刊誌の翌週で「旅行の主な目的は『温泉』九州の温泉が人気上位に」という見出しがあった。九州観光復興キャンペーンの一環として積極的に打ち出しているように思えるが、「おとなび」アンケート結果発表に興味を抱いた。

「旅行において『温泉』はどの程度重要な目的でしょうか?」というアンケートだが、「最優先、もしくは大切な目的である」が50パーセントで、「どちらかといえば興味はある」の33パーセントと合わすと大半の人達が温泉を重視していることが理解出来る。

「これから行ってみたい興味がある温泉・温泉郷は?」の調査では、群馬県の「草津・万座、長野県「白骨」、熊本県「黒川・阿蘇」、大分県「別府・湯布院」、岐阜県「下呂・奥飛騨・新穂高」となっていた。

また「温泉で重要視されていることは?」という調査では1位「旅館での宿泊・料理・内風呂・露天風呂」、2位「温泉地の歴史・雰囲気・情緒・景観」、3位「温泉かけ流しなどの泉質」、4位「秘湯・野湯」、5位「外湯・元湯・共同湯・日帰り温泉や地元とのふれあい」となっていた。

現在の仕事の業界に入った頃に、先輩の方々と共に全国各地で行われた大会や研修会に参加したが、組合の役員達が温泉通で、会場となるホテルに宿泊せず、近隣にある温泉を調べて旅館に宿泊し、前夜の宴会で飲み過ぎて二日酔いになった役員さん達は「お前達だけで研修会へ参加して来い」の言われたこともあった。

考えてみれば若い頃からこんな温泉体験をして来たことがある程度の温泉通になったのかもしれないが、60歳を過ぎてから日本海か太平洋を航行するフェリーで北海道に行き、北海道の温泉を車で回るということは大病を患ったことから運転免許証を返納したので叶わなくなった。

飛行機嫌いであったこともありJRを利用することが多かったということもあるが、そんな中で知ることになった「ジパング倶楽部」の存在は本当に有り難く、寝たきりになって動けなくなるまで利用したいと考えているし、同年代の人達に入会を勧めて喜ばれたことも少なくないので喜んでいる。

今日の写真は佐賀県の紅葉で有名な「九年庵」を。秋は9日間しかオープンせず、今年は11月15日から23日となっていた。
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