2016-08-08

JRの利用なら  NO 4940

サンライズ講演や仕事で全国を飛び回っていた時代があった。1週間で5000キロも新幹線を利用したこともあるのでJRに表彰状でも貰いたいと思っていたが、この数年はJRのジパング倶楽部の入会を勧めて会員となった人達が多く、これも表彰して欲しい行動である。

昨日の夜に食事をご一緒した人物との会話にもジパング倶楽部の話題があり、ご夫婦の年齢で対象になるので入会されるようなことを仄めかされていた。

飛行機嫌いなのでJRを利用する旅が多く、ジパング倶楽部の割引制度は大歓迎だが、入会するきっかけとなったのは関東に在住する孫達に会いに行った際、娘から「シニア向けの割引きがある筈だから」という言葉だった。

帰宅してから調べて見つけたのがこの会員登録で、夫婦の入会金は東京往復するだけで以上の得をすることになり、もっと前から知っていたらと後悔したものだった。

特急券、乗車券、グリーン券が2割引きになるし、4回目からは3割引きとなるのでびっくりの割引きである。「のぞみ」「みずほ」は適用外だが、東京方面なら「ひかり」なら25分程時間を要するだけだし、九州方面へは「さくら」が利用出来るので問題はない。

「北斗」「スーパー北斗」「スーパーオホーツク」「スーパーとかち」「スーパー白鳥」「やまびこ」「はやて」「はやぶさ」「ひかり」「こだま」「くろしお」「いしづち」「南風」「あしずり」「宇和海」「白いソニック」「みどり」「ゆふいんの森」「つばめ」「さくら」「きのさき」「はまかぜ」「ひたち」などを割引きで利用したことがあるが、随分と得をしたような気がしている。

国鉄からJRになり、随分列車の名前も変わったし、運転されなくなった列車もあるので寂しい思いもある。「白鳥」「日本海」「あづみ」「彩雲」「はつかり」などが懐かしいが、日に1往復していた長野と大阪を結ぶ「しなの」も名古屋と長野間だけとなった。

長野から大阪行きの「しなの」で戻ったことがあったが、名古屋まで3時間、そこから2時間と少しを要したので大阪駅に到着し時は名古屋から新幹線を利用するべきだったと後悔した。

昔の列車は旅の情緒があった。中でも食堂車の存在は何よりだったのに、新幹線も随分前になくなってしまった。

在来線の特急列車の食堂車でビールを注ぎ合うことは至難だった。横揺れするのでグラスと離れてしまうからだが、さすがに新幹線は問題がなかった。「ひかり」で食堂車が2階にあったのをよく利用したが、今はあちこちを走っている観光列車しかないようだ。

観光列車も「フレンチ」「和食」「スイーツ」「お酒」などグローバルになっているし、知られる旅館の仲居さんが接遇をしてくれる列車もある。

寝台列車もビジネス的な「出雲」や「高松」を結ぶサンライズだけになってしまったが、昔の寝台列車は慣れないと中々寝付くことが難しかった。発車や停車時の連結部分の衝撃が結構強かったからで、「ゆうづる」「銀河」「日本海」が懐かしい。

今日の写真はサンライズ「瀬戸・出雲」だが、縁を求める女性達が出雲大社に参拝に行くのに利用されることが多いそうだ。
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