常用している薬は、いつも二日分ぐらいの余裕を保つようにしていただいているが、今朝、朝夕に服用する薬の袋を開けたら、異なる薬にびっくり。

　こんな場合にネット活用は便利である。初めて目にした薬の名前を打ち込んで確認したら、全く効能対象が異なるもの。念のために医院へ電話で確認。「間違っていました」と受付スタッフの方。こんな間違いをしたら命を左右する危険性があるので大変ではないか。

　高齢者なら、ひょっとして＜新しく開発された薬なんだ＞と服用してしまうかもしれない。私もネットの存在がなければそのまま信じていたかもしれないので恐ろしい出来事である。

　さて、知人のお通夜に参列。拝顔してお別れを申し上げた。メモリアルコーナーにあったご夫婦のツーショットの写真が素晴らしく、最近の写真のない私に「残しておけよ」というメッセージにもなった。

　導師をお務めくださったのは深いご仏縁に結ばれるご住職だが、我が生野区には少ないご宗旨なので遠方からご来臨願った。

　故人の奥様が「いいお寺様で嬉しい。やさしいお人柄を感じるので喜んでいます」と仰ったが、明日の葬儀で早速御礼を兼ねてお伝えしなければと考えている。

　我が大阪の橋下市長の行動が注目を浴びている。改革するにはスピードが必要だろうが、いつも「真剣」では敵を作ってしまう。裁判ではないのだから、時には「木刀」や「竹刀」で教える説得力も不可欠だろう。

　この「独り言」で何度か紹介した「幸せ列車」のコラムの中に「借りと貸し」というタイトルで信じられない話があるが、橋本市長に読ませたいと思ってしまう。

　そんな中、原発に関する瓦礫問題に関して、言葉だけの「絆」に対する批判的な発言があったが、それは確かに＜そうだ！＞と考えさせられる重みがあった。

　 一方で、居酒屋チェーンで知られる「和民」の社長の書いた文章が炎上しているそう。数年前に入社後２ヶ月で心を病んでしまって自殺を遂げられた若い女性に 対する労災認定に関するコメントだが、それはないだろうという愚かなレベル。東京都知事に立候補された際に＜何を勘違いしているの？＞と思ったことが、こ んなかたちで表面化したように思っている。

　橋下市長にも同じ言葉を伝えたい。国政活動のマニフェストに関し、沖縄の普天間基地問題で沖縄に挨拶に行かれる発言も報じられていたが、国政の前にまずは大阪をと考える人が多いことを知って欲しいもの。

　 確かに彼を求める「旋風（かぜ）」が吹いている。鳩山氏や菅氏、そして野田総理や民主党の現在の凋落振りを嘆いていると、彼のような人物に改革を求めてし まうのだろうが、大人というものは「知恵」も大切。周囲にブレーキを掛ける人の存在がなければ暴走が止まらないと心配する。

　昨日のニュースで、福島原発事故に関するアメリカの対応が伝えられ、３０００ページに亘る議事録の大半が公開されたそうだが、当事国である我が内閣には議事録さえなかったと言うのだから信じられない話だ。

　そんなアメリカの情報によると、震災直後の枝野官房長官の「直ちに影響は」という一連の発言が腹立たしいし、その後に担当トップに就任された馬渕議員が、二ヶ月も原発事故の現実を知らされていなかったと言う発言が衝撃だった。

　 名古屋市長の南京問題に関する発言が物議を醸し、世界中で嘲笑されているニュースもあった。ご本人は、今更「撤回」や「謝罪」をすることがご自身の哲学と 信念を危うくするような感じで、本質の異なった詭弁で切り抜けようと言うような会見があったが、これも「首長」の「主張」としては奇異と感じた出来事だっ た。