2006-10-11

医学の進歩  NO 1654


 数日前の号で術後から姿勢が悪くなっていると書いたが、それを読んだスタッフ達から「丸くなって猫背気味になっていますよ」と指摘されてショック。腹部を庇ってきた約半年間の養生生活の結果を反省しながら「反り返る」体操に取り組み始めた。

 昨夜の銭湯で鉄棒みたいな「ぶら下がり健康器」にぶら下がったら<こんなに体重が重かった!?>というような感じ。すぐに握力が低下しているからだと理解した。

 そんな中、禁煙によって身体のメカニズムが変わったようで体重の増加が続いている。そこで食事の量を減らしてもいる。

 誤解されたくないのでしたためるが、昔からアルコールは苦手。「通風の危険性が」と医師から止められたビールは、数ヶ月前から我が家の冷蔵庫には入っていないのでご安心を。

 ビール党の友人がやって来ることもあるが、すぐに近くの自動販売機に走り、最近は自分で持ち込んでくれるようになった。

 そんな友人達も飲酒運転に気をつけている。二日酔いの危険性が指摘されるようになってからは、意識して量を減らしたり時間を考えているようだし、飲む相手を選ぶようになったという言葉が印象的だった。

  この数ヶ月で、警察官、公務員、裁判所員、検事、教育長、教員、記者などが飲酒運転で検挙された報道があったが、今日は「弁護士が飲酒運転で追突事故」と 報じられていた。裁判になって自分で弁護をするのだろうかと考えると、それこそ大阪弁の「けったいな」話。被害者が軽症だったのが救だが、お笑いもこれぐ らいにと願ってしまう。

 さて、最近のテレビに医師が出演して病気をテーマにした番組が多くなり、それぞれがかなりの視聴率をあげているそうだ。

 今日も日本の名医と称されるスーパー・ドクターが数名紹介され、その仕事振りに驚かれた人達も多かっただろうと想像するが、私もその中の1人。脳腫瘍の手術や脊髄に関する整形外科の先生の内視鏡手術にびっくりした。

 整形の病院は予約制で、現在「4年待ち」と伝えていたが、痛みで苦しむ人達が4年も待たなければならない現実の厳しさも知った。

「神の手」と称される脳外科、また大腸ガン発見で「神の目」と呼ばれる医師も紹介されていたが「若い医師達を指導することが患者を救うことにつながる」という哲学を共有されていたことに感銘を受けた。

  しかし、今春に手術を受けた私の病気、7月1日から新しい手術法が認められたというう事実に衝撃も。開腹せずにソケイ部からカテーテルを入れ、血管内にス テンドグラフとを入れるという画期的な手術法だが、患者に対する術後負担が全く異なるそうで、今後は主流になっていくような気がする。

  我が葬祭業界にも「悲しみのプロ達」の存在がある。日本トータライフ協会のメンバー達だが、「そんなことを研究してどうなるの?」と疑問視していたことが すべて役立つことになり嬉しい限り。「プロの歩んだ道に文化という遺産が残る」という言葉を思い浮かべながら、上述の番組を有意義に観ることが出来た。

 外科手術のセミナーの光景もあったが、講師を担当されるスーパー・ドクター自身も経費負担をされている。そんな崇高な行動に「神」という称号が贈られるのだろう。

 そうそう、今日の結びにスタッフから連絡があった。取引先の社長さんから「整骨の名医」を紹介するよと電話をいただいたそう。もう少し様子を見ながら有り難いことだと手を合わす。
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