2006-11-01
もう11月! NO 1675
朝、近所で親しいオバサンにばったり、誘われて喫茶店に。ホット・コーヒーでモーニング・サービスを注文した。
しばらくすると、トーストとゆで卵がセットされたコーヒーを男性スタッフが運んできてくれた。
テーブルの上に散乱していたオシボリやビニール袋などを片付け、「有り難う」と言うと返ってきた言葉が面白い。「こちら、ホット・モーニングセットになりま~す」の「なりま~す」を聞いて二人でつい笑ってしまった。
彼女がそのスタッフに冗談気味に言葉を掛けた。「お兄ちゃんね、『なりま~す』って、今から何か変化が起きるように感じるわよ。トーストと卵がダンスでも 始めるな別だけど」と言ったので周囲のお客さんが大笑い。さすがに大阪のオバサンらしいご指摘に拍手を送りたい気持ちになった。
そう言われて恥ずかしそうに頷いていたスタッフ、ちょっと考えてから「そうですよね、おかしいですよね。気がつきませんでした。勉強になりました」と感謝の言葉を返して和やかな雰囲気。次に行った際が楽しみだ。
コーヒーのモーニングサービス、価格は350円だったが、今日担当申し上げた故人がお生まれになった年のコーヒーは、調べてみると何と3銭だった。
辛 亥革命の数日後にご誕生された方、96年間の偉大な人生。ただそれだけでも手を合わすべき。明治、大正、昭和、平成を見事に生き抜かれたことに拍手を送り たくなってくる。辛くて厳しい戦争の時代もあった。終戦時に30代で、子供さんのことを考えると物のない時代に育まれた筆舌に耐えないご苦労を拝察申し上 げる。
明日、どんなキャスティングで進行するかを考えたい。そんな私も少し楽になってきていたギックリ腰、<ひどくならないように>と対策を。銭湯の電気風呂でのぼせるぐらい温めてきた。
入浴前と入浴後で600グラムの体重減。あれでこれなら1キロ落とそうと思ったら大変だろうと、ダイエットに苦労される女性の心情を慮る。
番台へいつも持ち帰る麦茶と牛乳代を支払いに行くと、「シーンの女性のお客様達が来られていますよ」とのこと。「お飲み物は何でも差し上げてね」とお願いをして帰ったが、さぞかしお疲れのご遺族の方々、それこそ「ご湯っくり」とお過ごしいただけたらと願ってきた。
さて、触れたくない問題だが最近にお電話が多いので書かせていただく。お寺と檀家のつながりは強い絆で結ばれている。それは「寺」と「家」のつながりとな るが、現代的な情報社会の中で「住職」と「施主個人」という関係がとやかく言われ出す問題が増えた。そんな顕著な例が「住職が嫌だから寺を変えたい」とい う考え方。宗教テレホンサービスにも結構相談が多い問題となっていると聞いた。
そんな裏側で困ったケースが生じている。お寺によっては 「離檀料」を請求されることがあるからだ。納骨、境内の墓地への埋葬などをされている場合に「改葬」手続きが絡むこともあり、常識の範囲内なら問題になら ないが、この世界の常識とは非常にグローバル。中には訴訟になっているケースもあり、それらはネット社会の中でも登場している問題になっている。