北海道で風速４０メートルを超す暴風が観測されたそうだが、全国的な荒れ模様の天候である。

一度行ってみたいと思っている豪雪で知られる青森県の「酸ヶ湯温泉」では２メートルを超す積雪になっていると報じていたが、昨夜のニュースは東京都内の積雪による交通機関の混乱と、過日に起きたスキーバスが多かった。

重体だった一人が亡くなり、犠牲者が１５名になったバス事故の被害者は本当にお気の毒である。スキー場で楽しむ予定だった人達が命を失ってしまうなんて誰も想像もしなかっただろう。企画会社やバス会社の情報を集約によると完全な人災のようで、それこそヒューマンエラーと言うことになる。

自分の家族が利用すると考えたら手抜き工事も行われないだろうし、飛行機や車の整備も真剣になる筈だ。

１１０日間の業務停止処分を命じられた「化血研」も酷いが、廃棄された食品を転売していた事件も信じられないこと。社会は「何でもあり」というような状態になってしまっているようだ。

１１０という数字で気が付いたが、今日買い物に行った百貨店にあるドンクのパンだが、いつもと異なる手提げ袋に入れてくれたので文字を読んだら、フランス語の「Merci」と書かれ、フランスパンを発売してから５０年目を迎えたということだった。

ドンクが神戸で創業してから１１０年目となるそうだが、パン好きなこともあって昔から「ドンク」「北欧」「セーヌの畔」のフランスパンを買い求めている。

「メルシー」という言葉はフランス語の一般的な「有り難う」の意味だが、テレビのドラマ番組「名探偵ポワロ」の主人公がよく発言している言葉で、何度か再放送を観たことがある。

再放送と言えばＢＳで「刑事コロンボ」を平日に放送しているので楽しみだが、大半は過去に観たのでストーリーを憶えているが、中に初めてというものもあるので楽しみにしている。

若かりし頃にアメリカの「ＵＳＪ」に行ったことがあるが、その時にコロンボの写真が大きく掲示されていた看板が印象に残っている。

地元の組織団体の役をしている妻がスタッフに頼んだ物を取りに会社へ寄ったら、多くの葬儀が重なっていると聞いて来たが、明日に積雪でもあったら大変である。

これまでの歴史で葬儀当日にタイヤチェーンを装着して斎場まで随行したことが何度かあるが、我が大阪はノーマルタイヤで走行出来るので恵まれている。

今日も多くの欠航便や新幹線の遅れが出ていたし、昨夜には瀬戸大橋の上で快速列車が規定の強風を超えて運転出来なくなったニュースもあった。参列される予定の方々に影響がないことを願ってしまう。

今日の写真は瀬戸大橋線を走る快速マリンライナーを。１号車の２階がグリーン車で車窓が絶景である。

そうそう、「幸せ列車」で毎日更新している短編小説「女将シリーズ」だが、近々の号で女将夫妻が交友関係のある旅館の後継者の結婚披露宴に出席、そこでびっくりする進行シナリオを体験して感動した出来事を紹介するので、ご興味があればご笑覧を。