2016-01-18

積雪に備えて  NO 4439

尾道水道の朝ある飲み屋さんの前を歩いている時、若くしてこの世を去った友人のことを思い出した。彼は典型的な「泣き上戸」で、友人仲間から敬遠され、あちこちの飲み屋さんからも疎まれていたが、幼馴染みということもあって私だけは付き合っていた。

両親が手広く商売をされていたことから日頃は「お婆ちゃん」に可愛がられていたが、彼の家に行くとそのお婆ちゃんが私にも小遣いをくれ、「彼のことをよろしくね」と声を掛けられていた。

その彼が大阪市内の名門ホテルで結婚披露宴をした時、友人代表でスピーチした思い出もあるが、新婚旅行は九州一周だった。大阪空港に帰る時に車で迎えに来て欲しいと頼まれ、夕方便を迎えに行ったら「有り難う」と言われ、一緒に食事をと誘われて難波に立ち寄ることになった。

彼は当時に今で言うところの「グルメ」で様々な店を知っており、連れて行って貰ったのが「割烹 日本」の本店で、サウナのニュージャパンの南側にあった。

宗右衛門町店がオープンしたのはそれから随分経ってからで、この店のキャッチフレーズが「日本で二番目に美味しい。一番はおふくろの味」というもので、しゃぶしゃぶの「胡麻だれ」がお気に入りになったのはその時だった。

食事をしながら新婦に聞かされた話にびっくり。「私、この人とやって行けるかしらと思ったのです」と言ったからだが、長崎県内をレンタカーで走行している時にハンドル操作を誤り、田んぼの中へ突っ込んで稲を随分となぎ倒して弁償して来たということを知った。

彼は恥ずかしそうにしていたが、ちょっと余所見をしたことが原因だったみたいで、突っ込んだのが田んぼで地面が柔らかったことが幸いしたようで、怪我に至らず人身被害者もなく物損だけで済んだから幸運だったと笑っていた。

酒を飲むと性格が急変する人も少なくないが、「怒り上戸「泣き上戸」「絡み上戸」「笑い泣き」「説教上戸」「演説上戸」などがあるそうだが、酔っ払うと衣服を脱ぎ出す人物に遭遇した時は驚いた。

酒は飲んでも飲まれるなという言葉があるが、飲酒運転だけは人間として言語道断。数日前に阪神高速の難波の降り口から入って松原線を逆走した人物がいたが、飲酒運転だと知って哀れみさえ覚えた。こんな人物が前方からぶつけられたら災難では済まないことになるが、そんな連中が今晩も全国で走っているのだから恐ろしい。

低気圧の接近で大荒れの天候となっている。関東には予報通りにかなりの積雪があったし、我が大阪も夕方から強風が吹き荒れている。明日は台風並みの強風という予報があったが、こんな自然のエネルギーが発電にでもつながればと思ってしまう。

明日から明後日は大阪でも積雪があるかもしれないという予報があった。積雪している場所からノーマルタイヤの車を発進させる時、空転させたら滑って発信出来なくなるので、ちょっとした知恵としてサイドブレーキを半分機能させて発信すると転がるので是非お試しを。

最近に読んだ記事で拍手を贈りたくなった秀逸な4文字熟語があった。本来の熟語に当て字をするものだが、マイナンバーの実施に関して「波乱万丈 波乱番号」や、官邸の屋上にドローンが着地していたニュースに「低空飛行 邸空飛行」も面白いし、中国人の観光客の増加を揶揄するような「千客万来 占客爆買」なんてお見事と言わざるを得ない。

また、18歳から選挙権という法制度から「責任重大 責任十代」も感服した。

今日の写真は深いご仏縁のある広島ピピの日記から拝借した「尾道水道の朝焼け」を。
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