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2005-02-24

壁に耳あり?  NO 1077


 昨日のコラム、疲労困憊で発信したら「受信」が「受診」になっていて羞恥の極み、また生きた「証」に濁点が増えた。

 日課の薬を服用するためにホテルで朝食を済ませて出発、降りしきる大雨の中を一路大阪へ。

 福岡の太宰府インターを過ぎ小倉という文字の標識が目に入る。mamadiaryさんやバイオレットママゴンさんのお顔が浮かぶが、申し訳ないが今回は素通り、また「隠れ家」でお会いすることでお許しをと、ちょっと頭を下げて通過した。

関門海峡を渡って山口ジャンクションで中国道に。往路と同じ道を戻るのも退屈、気分転換ということだったが、戸河内付近で雨が雪に変わって後悔した。

 六日市までの間、猛烈な雪。幸い積雪することはなかったのでホッとしたが、冬の中国道はやはり避けた方が賢明。帰社してネットで確認したら、九州、四国の一部の高速道路が雪のために通行止め。中国道も100キロぐらいの区間がチェーン規制になっていた。

 高速道路の路面にも様々あるよう。雨の飛沫きが全くない黒っぽいアスファルトは走り易いし、そのうえタイヤの設置音が静かでいい。

 最高速度280キロという車、そのままレース場でも走れるそうだが、ちょっとアクセルを踏めば身体がシートに押し付けられる「G」を感じる。でも私は安全運転、何台か目にした覆面パトのお世話になることはなかった。

 戻って気になっていたお通夜の式場に行った。ご遺影、祭壇、お柩と、すべてが故人のイメージ通りに完成しており、ご親戚の方々から感謝のお言葉を頂戴したが、あまりにもご急逝、明日の司会が堪らなく辛いことになるだろう。

 さて、昨夜に重くて開けられなかったメールの原因、確認したら「祭壇のデザイン」写真が何枚も送られてきているとのこと。その影響で私宛のメールは帰社するまで確認出来なかった。

 事務所内はパニック状況、午後4時半から飾り付けを行ったお通夜もあったし、大阪も大雨。スタッフ達が何とか間に合うようにズブ濡れなって頑張ってくれた。

 コンサートも予想以上のお客様、雨で厳しい寒さの中、心から感謝を申し上げた。

 今月にご主人を亡くされたお方がご出席くださっていた。故人のご友人の皆様がお誘いされたそうだが、弊社や私にと、立派な花束をご持参くださり、それを本日の出演者であった「西川 慶」さんへお渡しすることに。

 故人と西川さんとは同じ年のお生まれ、そんなところから「故人の分まで長生きをされ、これからも素晴らしい歌声を」というシナリオで結びとなった。

 今日のコンサート、ナレーターを担当された女性も頑張っておられたし、もう1人ご一緒された俳優志望の女性もかわいい人だった。

彼女は西川さんから発声指導を受けられているそう。音響のテストでシナリオを読んでくださったが、今後の成長が楽しみだ。

 今日は昼食も夕食も時間がなくて抜き。そこで帰宅途中に料理屋さんに立ち寄ったが、カウンターに多くのお客さん。自然に入ってくる会話で、全員がある宗派のお寺さんであることを知った。

 その内容たるや「個室」でするべきレベル。私がこの「独り言」を書いているなんて知られたら間違いなく仰天されるだろうが、もしも一般の方々が聞かれたら、間違いなく宗旨替えをすると断言する。ああ、世も末、寂しくて悲しい現実である。

久世栄三郎の独り言(携帯版)
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