2015-09-15

思い出したこと  NO 4311

阿蘇山「まぐまぐブログ」の原稿が残り少なくなったとメールがあり、3本だけ打ち込んで送付しておいた。一方で、シーンの「会長のコラム」も更新。テーマはニュースにあった阿蘇の噴火に関することで、昔に体験した阿蘇のホテルでの豪雨の体験談だった。それは豊肥本線を1年3ヵ月も不通になった大雨で、当時のニュース写真には線路が飴のように捻じ曲がっている事実に衝撃を受けた。

一方で、昨年の11月に佐賀県の武雄温泉に出掛けた際、大阪環状線の寺田町駅の「みどりの窓口」で「さくら」の指定席券を購入しようと思ったら、ずっと満席で空席を入手出来たのは暗くなってから武雄温泉駅に到着する接続で、九州新幹線から在来線の特急列車に乗り換える「新鳥栖駅」でもう暗くなっていた。

何か特別な事情がなければこんなことは考えられないと思っていたら、宿泊した旅館の部屋でテレビのニュースを観て阿蘇山の噴火を知り、熊本空港を発着する航空機の欠航が原因していた出来事があった。

今日も熊本空港に到着予定の飛行機が福岡空港へ着陸を余儀なくされたケースもあったが、火山の噴火は本当に恐ろしくて厄介な事象である。

過去に火山の噴火に関する文献資料を読んだことがあったが、調査によると遠い昔の阿蘇山の噴火の火災流は豊後水道を越えて山口県まで及んだ形跡もあるそうで、世界的なカルデラ火山の歴史事実に衝撃を受けた。

箱根の大涌谷のレベルを下げたニュースもあったが、地元の人達が観光客の激減で甚大な影響を受けたこともあり、自然災害が及ぼす損害の計り知れない現実があることも忘れないようにしたい。

想像を絶する被害が発生した関東と東北の水害の後始末はこれからだが、片付けたり清掃することで何とか生活が再開出来ることは何よりだが、家を流されたり大切な家族が犠牲になってしまった遺族のことを考えると心が傷む。

今日のニュース特集で、大阪の淀川の決壊が起きれば大阪駅周辺で5メートルの浸水が発生すると解説していた。大阪には淀川と大和川という代表的な川の存在があるが、もしも決壊すれば想像も出来ない被害が起きるだろう。

高齢者の話を聞くと、大阪で水害が起きれば四天王寺へ逃げろという言葉があるそうだが、四天王寺は大阪でも高台となる上町台地にあるからそう言われるのだろう。谷町筋、阿倍野橋なども上町台地だが遠い昔の地図によると四天王寺のすぐ西側は海だったそうである。

ずっと昔から疑問を抱いていたことがあった。天王寺から住吉公園に向かう上町線と、恵美須町から浜寺公園を結ぶ阪堺線だが、住吉交差点で交わるのに出発する天王寺と恵美須町の海抜が随分と異なっており、どこかにその差を縮める坂がある筈だが、阪堺線には一切なく、上町線では帝塚山4丁目から高台にある神の木駅を挟む坂だけだが、ちょっと考えて判明したのが帝塚山4丁目側の勾配より住吉交差点側への勾配が長く、そこで一気に段差を解消している事実に気付いた。

小学生、中学生時代の5年間の通学で上町線を利用していたので懐かしいが、住吉交差点から住吉公園駅までが廃線となるニュースも寂しい思いがした。

今日の写真は阿蘇山の再掲を。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
携帯で下のQRコードをスキャンするか
 または
携帯に下のURLを直接入力します。
URL http://m.hitorigoto.net