2015-08-29

銭湯はエコだそう  NO 4295

南生野温泉随分前のことだが、東京で会合があって予約してくれていたホテルが超高級だった。それぞれがチェックインをしてから部屋に荷物を置き、ロビーで集合して何処かへ食事に行くことで進んでいた。

みんなが揃ったところで玄関まで行ったら外は大雨。これでは無理だとホテル内のレストランに行ったらフレンチ、中華、和食など何処も満員でかなりの待ち時間があると判明。そこでロビーに戻ってコンシェルジュに相談すると、「この時間帯の近辺は何処もいっぱいでこれだけの人数では無理」と言われ、考えたのがルームサービスの利用。

それぞれがツインの部屋だったが、最も広いと思われる部屋に決めて全員で入り、ルームサービスの窓口に電話を掛けて飲み物から注文したら人数に驚かれ、全員が宿泊利用者と分かって対応して貰った。

価格は随分と高くなったが、大雨の中を移動することを考えたら最善の選択だったようで、みんなで割り勘して全員が納得していた。

大阪も夜になって雨が降り始めた。体重を測定しようと銭湯へ行った。「みんな誘って銭湯へ。銭湯はエコ」というポスターが目に留まった。

お気に入りの日替わり湯は「紫紺エキス」で紫色の湯だったが、知覚障害のある私にとってこの温めの湯は最適である。冷える感じがするところからやぐら炬燵に足を入れて寝ているが、銭湯のひとときは至福である。

体重を測定すると2年前の退院時からすると1.8キロ増えているが、許容範囲内でホッとした。

いつもの「ほうじ茶」を取り出してアイスクリームが入った冷蔵庫を覗いていると、「あれね、すぐになくなるから隠してあるの」と底の方からビニール袋を取り出して私の好物のアイスクリームが現れ、感謝しながら帰宅した。

我が家から銭湯へはすぐ近く。傘を持参していたが、小雨だったのでそのまま帰って来た。

午後8時過ぎから9時頃がお客さんが少ない時間帯で、午後11時を過ぎるとかなり賑わうことになる。

それぞれの時間に決まったように常連さんがいる。葬儀という仕事に長く従事して来た歴史があるからだが、顔馴染みの人達がいっぱいいる。6年前に大病を患って大変な後遺症に悩まされてはいるが、多くの人達に温かく援助して貰っている。

高齢の人達が大半で話題は健康が多いが、そこで耳から入る病院や整骨院の情報は貴重である。手術の痕を自慢し合っている人達もいる。3回も大手術を受けた知人も来ていた。「もうちょっとだけこの世に」なんて言葉が切なく感じる。

今日の写真はいつも利用している南生野温泉を。
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